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異世界チート魔術師(マジシャン)  作者: 内田健
第四章:見聞を広めようとしたらやっぱり色々巻き込まれました。
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帝国立魔術師養成学園の騎士候補生 二十二

 気が付けば、太一は草原のど真ん中に立っていた。

 ただし、それが現実でないことには、割と早く気づいた。

 踏みしめる大地の感触がない。

 服ははためいているが風の感触がない。

 照り付ける太陽の暖かさがない。

 そして何より、直前まで自分が何をしていたのかをよく覚えていた。


「ここは……?」


 左右を見渡す。

 背の低い木一本生えていない、地平線のかなたまで続く草原。

 三六〇度、どこを向いても同じ光景だ。

 先ほどまで、アルガティと戦闘を繰り広げていたはずだ。

 太一にとっては間違いなく死闘であった。

 だが、アルガティにとっては余裕のある戦いでしかなかったぶつかり合い。

 結果は、太一の敗北。

 地面に叩き伏せられて、気を失ったはず、だった。


「なんで……」


 意識が遠ざかっていく感覚をおぼろげながらに覚えている。

 こうして自我があるということは、あれは死でなかったということなのだろう。おそらくは。

 けれども、レングストラット城で霊と言葉を交わした経験を持つ太一からすれば、希望的観測にしかならない。

 自分が霊となり果ててしまった可能性が残っている。


「大丈夫。キミは死んでいないよ」

「っ!?」


 後ろからかけられた声に、太一は驚き、振り返った。

 三六〇度見渡した。

 誰もいなかった。

 ただ、草原が広がっているだけだったはずだ。

 誰かの気配が増えた覚えもない。

 そこまで鈍いつもりもない。

 太一の目に映ったのは、いつぞやの、少女。

 帝都ガルゲニアにて、太一と出会った、圧倒的な存在感を放つ少女だった。

 シルフィで知っていたはずのそれに圧し込まれ、いいようにあしらわれてしまった記憶がよみがえる。

 それ自体は苦いものだったが、その苦みが繰り返されることはなかった。

 あの時のプレッシャーは錯覚ではないかと思うほど、少女から発せられる気は穏やかだった。


「君は……ミィ、だったか」


 そして、敵意もない。こちらを嘲るような、からかうようなものもない。

 彼女からは、強い意志を感じる。

 それは、とても真摯なもの。

 何かを望んでいるような。

 望みを叶えるための不退転の決意。

 だからこそ、太一はミィと向き合った。


「うん。改めて自己紹介するよ」


 太一の胸元ほどにしかない身長。

 近くで並べば見下ろし見上げるような差があるが、多少の距離があるために、そのような形にはなっていない。

 ミィは一つ呼吸を置いて。


「ボクはミィ……土のエレメンタル・ノーミードだよ」

「土の、エレメンタル……」


 四大属性。

 風。土。水。火。

 うち、太一は風を司る精霊王シルフィードと契約をしている。

 そして、今目の前にいるのは。

 風に続いて、土を司るエレメンタル・ノーミード。

 そんな気がしていた、というのは間違いない。

 一方で、まさか、という思いも、確かにあった。

 ついに、二人目か。

 「そんな気」も、「まさか」も、その通りだったわけだ。

 えもいわれぬ感慨を抱き、太一は思わずつぶやいた。

 半ば呆然としたリアクションを見せた太一に、ミィは真剣な様子のまま頷く。


「……」


 太一の思考が一瞬停止。

 直後、浮かんでは消え浮かんでは消え。

 口が開こうとするも、では何を言えばいいのか。

 脳からの指令が錯綜していて、結局言葉にならなかった。


「うん、見事に混乱してるね」

「そりゃ、あな……」


 ミィが苦笑する。

 釣られて太一も苦笑した。


「シルフィと一緒にいるんだから、エレメンタルにだって慣れていそうなものだけど」

「そう言うけどさぁ。物事がそう単純だったら苦労しないって」


 そういうものか、とミィは納得した。ミィから見た世界は割と単純なのだ。

 それ以外にも色々とある。けれども、人間とコミュニケーションを取るのは太一が初めてのミィに、その辺の機微を感じ取るのはまだまだ難しかった。


「じゃあ、さ。ボクが話すから、それに応じる形なら、会話できそうかな?」


 太一が落ち着くまで待っても全く問題はない。

 むしろ、ミィが本当に伝えたいことを考えれば、きっと彼のことを慮るのが正解なのだろう。

 わざわざ彼の意識まで潜り込むほどだから、ミィの欲望は待つのは困難だと訴えていた。まるで制御できていないこらえ性の無さを呆れる自分がどこかにいるのは分かっていたが、そんな自分よりも、話をしたい自分の方が強いミィである。


「ああ、その方がいいな」


 何を、何から言えば、聞けばいいのか。

 まだ頭がまとまっていない。主体的に話すには、もう少し時間が必要だ。


「そう……じゃあ、そうしようか」


 太一が頷くのを見て、ミィは口を開く。


「まずひとつ。キミは死んでないよ。ここは、キミの意識の中。気絶しちゃったキミの意識に潜り込んだんだよ」


 意識に、潜り込む。

 そんなことが可能なのか。

 可能なのだろう。

 だから、こうして話をしているのだろう。

 この世界では、「ありえない」など「ありえない」という、言葉遊びのようなことが本当に起こるのである。

 そういえば、シルフィがエアリィだったころに、同じようなことが起こらなかったか。


「大丈夫、この怪我で死ぬことはない。目が覚めたら、現実だよ」

「……」


 太一は安堵のため息を漏らした。

 死ななくて済む。自覚はできていなかったが思った以上に不安があったのに気が付いた。


「キミと戦っていたアルガティは、キミの様子を見てる。追撃する気はないみたいだね」


 それもまた、僥倖だった。

 太一とアルガティとの差は、遺憾ながら歴然としている。

 あのロードヴァンパイアだったら、太一を殺すことなど難しくはないだろう。

 では、何故とどめを刺さないのか。特に殺す理由がないからかもしれないが、生かしておく理由もないはずである。特に、太一は負けたのだから。


「……アルガティに、勝ちたい?」

「ああ。……」


 ふと、耳からするりと入ってきた問い。

 それに、太一は間を一切おかずに、無意識に答えていた。

 勝ちたい、と。

 負けたくはない、と。

 力が欲しい、と。

 シルフィの力を全力で使って立ち向かい、ことごとく跳ねのけられた。

 これほどの力が使えるのに負けるとは。力を貸してくれるシルフィに申し訳ないと思う。


「そっか……」


 ミィが俯いた。

 言葉に詰まっているように見える。

 そんなに変なことを言っただろうか。

 そもそも、問いかけてきたのはミィの方である。

 負けたのが悔しい。

 勝ちたい。

 そう思っていたから、肯定したに過ぎなかったのだが。


「いくつか、話さないといけないことと、お願いがあるんだ」


 暫しの間。

 俯いていたミィが顔をあげる。

 彼女の表情は、何かを決心したものだった。


「なんだ?」


 太一の方には、そんな顔を向けられるような心当たりはない。

 話を聞いてみなければ、分からない。


「まず……」


 ミィは言いづらそうにそこでいったん言葉を切る。

 けれども、間は一瞬だった。


「ボクがキミと出会った時。ボクは、キミに試練があるって言ったよね?」

「ああ、言ってたな」


 覚えている。忘れられない。あのインパクトは。あの邂逅は。

 査定は厳しい、とかなんとか、言っていなかっただろうか。


「あれね、嘘なんだ」

「嘘?」


 嘘。

 嘘とは。

 試練は必要ない、と解釈することができる。

 何のことなのか確証はないが、予想することはできる。

 土のエレメンタル・ノーミード。彼女のお眼鏡に叶うのかどうかの見定め、つまりそういうことでないだろうか。

 それがなくなるのなら、太一としては文句などない。

 では、何故嘘を言ったのか。

 焦点はそこに集約される。


「結局は、嫌がらせみたいなものなんだ」

「嫌がらせか」

「うん」


 頷くミィのかんばせには、自嘲が浮かんでいる。


「キミは、四大精霊と契約できる、歴史上初めての召喚術師。そんなキミと、いの一番に契約したシルフィに嫉妬して、残りの属性のエレメンタルを探しに来なかったキミに八つ当たりをしてね」

「……」

「水と火はどうか分からないけど、少なくてもボクは、キミと契約したいと思ってたんだよ」

「そうか……」


 訥々と語るミィの言葉に、太一は相槌を打ちながら聞いていく。


「本当はね、さっきキミがアルガティに負けそうになっているとき、名乗りをあげて契約すればよかったんだ。でも、その言葉が出てこなかった。自分でもどうしてそうなったか、理由の説明もできないんだ」


 ないとは言い切れなかった。

 自分のことを、自分の感情を制御するのがどれだけ難しいか。

 誰もがそれを完璧に制御できるのなら、魔が差して、という言い訳は存在しない。

 擁護するわけではない。

 一時的な感情を発散するために、生じた衝動に幼子のように唯々諾々と従う。その瞬間は、きっと気持ちのいいものだろう。だが、その言葉が相手を傷つけるのならば、動機はなんであれ咎が発生する。事情があって情状酌量の余地があったとしても、軽くはなっても罪自体はなくならない。

 ただ、太一にそれを責めることはできない。

 明らかに言う必要のないことを言ってしまったことは、太一にも経験があった。苦みを伴い、思い出すものである。

 人のことを偉そうに言えた口ではない、という、やや情けない理由からだったが。

 人間と同じようなことが、精霊にも起きないと言えるのだろうか。今この瞬間、この世界アルティアに、それを証明できる者も、書物も存在しない。太一のように精霊とコミュニケーションを取れる者は、有史以来振り返っても皆無だったからだ。


「でも、助けようって気持ちも、あったんだろ?」

「確かにあったよ……でも、行動をしてないんだ。それじゃ相手に伝わらない。結果を伴わない思いなんて、思ってないのと一緒だよ」


 太一はミィをフォローした。

 そこまで責めなくてもいいと。

 けれども、ミィはそれを良しとしなかった。


「キミがピンチの時に、助けなかったボクが、こんなことを言うのはおこがましいのは分かってる。それでも、どうしても言いたいんだ」


 ミィが改まって太一を見つめる。


「もしも、ボクを許してくれるのなら。ボクと契約してほしい。シルフィと同じように」


 これが、彼女が一番太一に言いたかったこと。

 この一言を言うのに、ミィが動員した勇気はどれほどのものだったろうか。

 自分の罪を自白して、その上で許しを請うて、望みを言う。

 ミィの立場を自分に置き換えてみるとよく分かった。

 字面を頭に思い浮かべただけで、その重たさにしり込みしてしまいそうだ。

 けれども、ミィは毅然と言い切った。

 卑屈にならずに、正々堂々と。

 眩しさすら覚えるほどに。


「いくつか、確認してもいいか?」


 答えは決まっている。

 そのうえで、あえて太一はそう言った。


「うん、いいよ」


 諾なのか否なのか。それをもらえなかったにも関わらず、ミィは動揺をまるで見せなかった。


「シルフィと契約したことで、俺は素早さとか探知能力とか、いろんな恩恵を得たんだ。ミィと契約すると、どうなる?」


 風の魔法はもちろん、空も飛べるようになった。およそ風、空気に関するもろもろについて、太一が困ることはない。

 ミィと契約することによって、土の魔法は使えるようになるだろう。では、それ以外はどうなのか。


「パワーとタフさ、つまり、攻撃力、防御力が上がるよ。単純で、シルフィみたいな補助はそこまで得意じゃないから微妙かもだけど」


 微妙なものか。

 攻撃力と防御力。

 速度と並ぶ、戦闘におけるもっとも重要にして基本のスペックではないか。

 アルガティとの戦いで、それがあればどれだけいいかと切望したものだった。

 スピードだけでどうにか対抗できていたにすぎないのだ。渾身の攻撃も通じず、相手の打撃はすこぶる効いた。

 スピードを封じられたら、後は一方的、勝敗が決するまであっという間だった。


「それから、魔力は多めに使うんだけど、怪我とか毒の治癒に体力の回復もできるよ。これでも母なる大地だからね」


 つまり、アルガティから受けたダメージも消せるということである。

 魔力を多めに消費するというデメリットはあるようだが、そんなことは些細にしか感じなかった。気を失うほどのダメージもなくせるということだろう。

 至れり尽くせりではないか。


「回復については、水の方が得意なんだ。ボクでもできるけど、燃費が悪いんだよね」


 ミィの説明は誠実だ。契約をしてほしい、と言いながら、デメリットを隠しもせずに素直に答えている。

 そこに、彼女がどれだけ契約を望んでいるかの本気があらわれているように思えた。


「あとはもちろんのこと、土、大地の魔法だね。シルフィが風、空気の魔法を司るのとおんなじ。土、大地の魔法については、キミの発想力と魔力がある限り、およそ不可能はないと思ってくれていいよ」


 風については、太一が想像したことをシルフィに正確に伝えられたなら、起こしたいと思う現象は大体起こすことができる。

 それと同じことなのだろう。つまり、引き出しが爆発的に増えるということだ。

 正直、契約をしない理由がない。

 ミィの方から、契約を結ぶことを申し出てきているのだ。

 デメリットと彼女が言う点も、デメリットになりえない。

 ここで、もう一つ。

 最後の確認を、投げかける。


「ミィと契約したら、俺は、アルガティに勝てるか?」


 ミィは少し間をおいて。


「…………保証はできない。でも、さっきみたいに一方的にやられることはない、ってことだけは、約束するよ」


 腹は決まった。

 太一が望む答えを、ミィは示した。


「分かった。俺からも頼む。ミィ……いや、土のエレメンタル・ノーミード。俺と契約してくれないか」

「え?」


 契約が成立するとは思っていなかったのか、ミィが目を白黒させた。

 契約をする理由。

 そして、ミィを許す理由。

 太一が設定した身勝手な基準を、彼女は満たしたのだ。

 勝てると安易な保証をしなかったこと。耳に聞こえがいい言葉を言うこともできたのに、それをしなかったこと。

 そして、ミィが感じている罪に対する罰。

 太一が罰としたのは、答えを焦らすこと。それでチャラにしようと決めた。

 甘いのかもしれない、重いのかもしれない。

 けれども、誰かの判定など不要であった。要は、ミィがいかに納得できるかを、太一なりに考えて出した答えだったからだ。


「い、いいの?」

「ああ。話を聞いて、契約しない理由がない、って結論だよ」

「……」


 ミィは少しの間固まっていたが、ややあって、「はぁ~」と細く長いため息を吐きながら、へなへなと崩れ落ちた。


「よ、良かったぁ……」


 張っていた気がほつれたのだろう。

 彼女の反応が、どれだけ緊張していたかを物語っていた。

 太一は女の子座りをするミィの前にしゃがみこむと、手のひらを差し出した。


「これからよろしく頼むよ、相棒」

「……うんっ!」


 ミィは満開の花のような笑みを浮かべ、太一の手を握り返した。


「契約最初のお願いは、俺の治療だ。魔力は必要な分もっていっていいから。頼めるか?」

「もちろんだよ。ボクも愛人二号・・・・としてがんばるよ!」

「……うん?」


 なんだか、不穏な言葉が聞こえたような。

 錯覚だろうか。

 ミィに聞き返す前に、太一の意識は、浮上する感覚に包まれた。






 目が覚めて、最初に感じたのは、頬に触れる冷たい地面の感触。

 ぼんやりとした視界が鮮明になるのを待って、むくりと身体を起こす。

 痛みが消えている。

 立ち上がってみるが、身体のどこにも違和感はない。

 ミィは確かに、太一の願いを聞き届けてくれたようだった。


『たいち』


 横合いから声をかけられる。

 見れば、そこには微笑むシルフィの姿が。


「悪い、心配かけて」

『ううん。きっとミィと契約すると思ってたから、心配してないよ』


 薄情だとは思わない。

 同じエレメンタル。ミィが何ができるのか、シルフィは知っていたのだろう。

 そして、その知識通り回復したのだから、心配する必要などなかったというわけだ。


「そっか。シルフィ」

『うん』

「シルフィとミィの力を借りて、もう一度アルガティに挑む。協力してくれ」

『分かった』


 太一の願いを、シルフィは快諾した。


「じゃあ早速、ミィにも力を貸してもらうぞ」

『もちろんだよ!』


 ぱっ!

 そんな擬音が似合う現れ方で、ミィがシルフィの横に姿を見せた。

 契約できたこと、そして、太一に力を貸すことが心から嬉しいようである。

 そんなミィの姿を見たシルフィが、「良かったね」と唇だけ動かして言っていた。

 さあ、再戦といこう。

 アルガティは、未だに上空に浮いたままである。

 気を失ってどれだけ経ったのかは分からない。意識の中では数分では効かない時間を過ごしたが、現実ではどうだろうか。

 太一は大きく息を吸って、吐く。

 そして、身体から力を抜いて、アルガティを見据えた。

 今度は、シルフィの力でスピードを、ミィの力で攻撃力と防御力をあげて戦う。

 果たして通用するのか、否か。

 わずかな体重移動さえもせずに、太一の姿が消える。

 彼はアルガティの真下にいた。

 そのまま水面を蹴るように上昇。水柱が高く高く吹き上がった。

 驚愕に顔を染め上げたアルガティの姿が太一の網膜にうつる。

 太一は、既に拳を引き絞っていた。

 その驚愕が解ける前にと、素早く拳を突く。

 慌ててアルガティが腕を間に入れて防御の体勢をとる。

 拳から伝わるのは、ミシミシと何かが軋むもの。

 効いていればいいなあ。そんなことを考えつつ。

 ガードに構うことはない。太一は渾身の力を込めて腕を振り抜く。

 ぼきりという確かな手ごたえとともに、アルガティを殴り飛ばした。

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