#19.大団円
リリスは半年と言う年月を研究室に捕らえられて過ごした。
そしてその中で『えっちになる』と言う恥ずかしい特性を付与された。
しかしそれは彼女の精神を開放させただけで、影響はほとんど無かった。
そしてこの半年と言う年月が経過した事でルシファーとの結婚式がついに
行われる事となったのだった。
「お姉ちゃん、いよいよだよね。たくさんの魔物達が集まると思うよ。
だって相手はあのルシファー様だもん。
もちろん、お姉ちゃん自身にだってファンは多いよね。
リヴァイアサンとか大型の魔物はどうするんだろう。
ルシファー様が用意した場所だから…どんな魔物も入れるのかな?」
二人は会場を知らされないままに当日を迎えた。
リリムは姉の付与された性癖をもはや恥ずかしいとすら思わなくなった。
「お姉ちゃん、式の最中に絶対オナニーするよね(笑)
いきなり花嫁がくっさいおさねをくちゅくちゅするとか、
どんな結婚式だよって感じだよね(笑)」
「も、もう!リリムったらわざわざそんな恥ずかしい言い方…
そんな言い方されたらお姉ちゃん、式に向かう前から
オナっちゃうじゃない…」
そう言うとリリスは早速陰部をくちゅくちゅと弄り始めた。
「あーもう、お姉ちゃんダメだよ!
せめてやるなら、会場に着いてドレスを着てからにしてよ!」
そう言うとリリムはリリスの手をバッと解いた。
しかし既に指には愛液が付着しており、勢いを付けて手を退けた事で
リリムにも愛液の飛沫が吹き飛んでしまった。
「わ、お姉ちゃんのくっさい愛液がほっぺたに付いちゃった!」
「…っもう、リリムったら、そんな恥ずかしい言い方しないでよ。
本当、もう早くクチュクチュしたくて疼いてるのに…」
「あーもう、まさかお姉ちゃんがこんなにオナ狂いになっちゃうとはね。
良いよ、早く会場に向かおう。それでドレスを着たらもう、
遠慮せずにオナっても良いよ。会場は意外と近いみたいだから、
サッサと到着しちゃおうか。」
そう言って彼女達が向かったのは、あの研究所だった。
「えー、うっそー!?
この研究所、結婚式場に改装されちゃったのー!?
確かにケルベロスが300匹も居たし、広さは申し分ないよね。
だけどお姉ちゃん、監禁されてた日々が思い浮かんで
鬱が再発しちゃうんじゃあないかな?」
「あ、その事なら気にしなくて良いわよ。
性欲を高める改造をされたあの日を思い出すとね、
あぁっ、たまらないわ…あの瞬間、滅茶苦茶気持ち良かったぁ。」
リリスの顔はとろ~んと蕩け切っていた。
「お、二人とも着いたのか。
さぁリリスはドレスに着替えるぞ。よく自慰を我慢出来たな。
既に多くの魔物達が到着しているぞ。
リリム、目立った参列者達に挨拶して来い。」
そうしてリリムは見知った者達へ挨拶をしに行った。
「あ、アスタロトさん!
あの時のおしっこは凄かったです!!
それにしてもスーツとドレスの間みたいな服装ですね?」
「アッハッハ、ボクってば自由だからさ、まぁ良いでしょこういうのも。」
「本当に自由な人だなぁ。あ、あっちにはバァルさんだ。」
「お、リリムか。大きくなったなぁ。
お前が産まれたばかりの頃はケツの穴に入れても居たく無いと思ったよ。
まぁオレのケツの穴なんて大して大きく無いんだけどな、ハッハッハ。」
よくわからない冗談を言われ、リリムは戸惑った。
そして淫魔界隈の上級職員達が来ていた。
「あら、リリムさん。お姉さんのご結婚、おめでとうございます。
まさかリリスさんがルシファー様と結婚だなんて…。
これからは淫魔の地位向上に向けて頑張って欲しいですわ。」
「ハ、ハァ、どうも…(そんな事お姉ちゃんがする筈無いんだよなぁ)」
そして挨拶に回っている間に式が始まる運びとなった。
司会進行のメフィストフェレスは契約の悪魔。
彼は新たな夫婦の契りをその中心で見届けた。
そして二人は誓いのキスをしたのだが、
リリスは既に股間をまさぐり自慰に耽っていた。
「あ、はぁ…こんなに淫らな妻でごめんなさい…。
でも止められないのぉ...ねぇ、こんな私でも良い?」
リリスは涙目になりながら快感を常に感じていたい惨めな自分を
受け入れて貰えるのかとルシファーに尋ねた。
「当然だ。快感は人間も魔物も誰しもが愛する良き友だ。
それに君は元来とても賢く強い魔物だ。
種族の壁を越えてその能力を限界以上に高め続けたその姿勢、
キミの生き様が私は大好きだったんだ。」
「ルシファー様…」
リリスはあまりに発情してしまい、その場でドレスを脱ぎ捨てた。
「今、ここで…初めてしまいませんか?新婚初夜を。」
リリスのあまりに突然の発情から来る誘いに、ルシファーは驚いた。
しかし、彼女の尊厳を守る為にこれに応じる事にした。
「皆の者!コレが新たな魔物の愛の形だ!
もう人目を忍んでコソコソとする必要は無い!
愛から来る欲求であればそれは正しいものだ。
ならば、誰に見られても後ろめたいものでは無い。
さぁ、見たければ見よ、見せてやるぞ!!」
何ともとんでも無い、短い演説だった。
そしてルシファーは周囲の結婚式参加者達に背を向けて
早速リリスとまぐわい初めてしまった。
「あぁん、ルシファー様ぁ~、こんな大衆監視の場で…
とろっとろに溶けちゃいますわ~!!」
リリスはこの非日常的なシチュエーションに大興奮した。
そしてそれだけで数回イッてしまった。
リリムは姉の痴態を見ながら、既に達観していた。
気持良いのならもう何でも良いのでは無いか、と思った。
何よりも幸せそうな姉の顔を見ていると、
人の世や魔物界隈の常識など関係無い。
本来の幸せとは自身の内側からの声に従う事だと気付いた。
そしてリリムは姉達の性交、
いわゆるセックスを見ながら自慰を始めた。
━くちゅくちゅ…━
「あぁん、お姉ちゃん、皆に見られながらあんなに恥ずかしい、
喘ぎ声も大きいし滅茶苦茶恥ずかしいよぉ~」
リリムはこの異様なシチュエーションに激しく興奮し、
軽く3度ほどイッてしまった。
更には愛液の匂いに反応したケルベロス達が寄って来た。
「あ、アンタ達…まさか私を食べようって言うの?」
リリムは肝を冷やした。
しかし次の瞬間、ケルベロス達はこぞってリリムの股間を舐め出した。
いわゆる『舐め犬』である。
「ちょ、ちょっと…くすぐったいじゃないの…あん…うふん!」
リリムはケルベロスのような犬っころにイかされてしまった。
「ハァ、ハァ…。私達、滅茶苦茶エッチだね。
でも、本来サキュバスなんてこうでなくちゃ。
変に常識人みたいなプライドを持って抑えてたけど、
やっぱり気持ち良い事やエッチが大好きだもん。
お姉ちゃん、ルシファー様と一緒に性に奔放な魔界を創ってね。
さて、激しくしちゃおっかな。」
しかしそこへ、悪魔の母エキドナが声を掛けた。
彼女は上半身が女性、下半身が蛇の姿をしている。
「リリム…レズに興味は無いかしら?」
更に反対側からは同じような見た目をしたラミアがすり寄って来た。
彼女達は両側から片方ずつの乳首と耳を舐めて責めた。
リリムはあっと言う間にイッてしまい、レズの良さに気付いた。
「あぁ、ヤバい…コレ、普通にハマるじゃん…。」
そして参列者のオスの魔物達もこの異様に淫靡な空気にやられ、
彼らは互いのチンポを前の者のケツ穴に差し込んだ。
こうして結婚式場は単なる乱交場のようになってしまった。
一方でサタンはこの状況を水晶玉から見ていた。
そして自分は参加出来る立場では無い事と、一度は婚約したリリスが
寝取られているかのような状況に興奮した。
「ヤベ、寝取られ(NTR)性癖にめっちゃ来るわ~。
やっぱたまんねぇな、リリス…ウッ、イク!!」
サタンが吐き出した精液は黒く淀み、非常に臭かった。
魔の頂点の中年男の精液は聖なるものである筈が無かった。
こうして一見すると混乱したように見える場であったが、
リリスの脳内は非常にクリアに鮮明だった。
(フフ、皆気持ちよさそうね、遠くで見てるサタン様も含めて。
本当は皆こうやって、気持ち良い事だけをしていたいのよね。
変な照れや常識、遠慮、全ていらないわ。
ねぇあなたも、一緒に楽しまないかしら?
だってホラ、気持ち良い事は魔物も人間も、皆好きでしょう?
良いのよ、気持ち良くなって。ホラ、その手を股間に…。
好きなだけ快感を貪りなさい。まぁコレが悪魔のささやきかどうかは
最後はあなたの判断に任せるわ。それじゃあね、また会おうね。)
~~~
おわり。




