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silky sky  作者: いなリ
新しい出会い
257/258

逃げられない

「うちの彼氏に酷いこと言うねー、まったく」


柚葉はニコニコとしながらそう言った。

けれど顔が怖い、怒ってるぞ、怖いぞ。


「す、すまねぇ」


優也は鬼気を感じたのか、俺に対して素直に

謝罪を入れてきた。


「いや、きにすんな」


まあ、俺も反抗してたらきりがないしな

広い心これ重要。


「じゃあね~」


そう言って柚葉と優也くんは帰ってしまった。

いや、会計しに行ってしまった。


「うちらも、もう決まったしそろそろ行こうよ~

ねぇ、兄さん?香奈ちゃん?」


確かにずっとここにいても意味ないだろうし

その意見には賛成だと思う。


「おーけー、行くか」


香奈と、俺と、ついでにさちの水着を会計させられた。


「12500円です」


あらま!しままちでは運が良ければ0が1つ少なくて買えそうだ!。


「ちょうど、12500円お預かりいたします、

レシートになります、ありがとうございました~」


会計を済ませて帰ろう、香奈が話題に触れる前に帰ろう。


「はーやーとー?」


‥‥


「はーやーとー!」


はてなマークからビックリマークへ早変わりの香奈。


「彼女いたのに教えてくれなかったんだなぁ~

香奈さんは残念だなぁ~」


珍しく、いたずらっぽい口調の香奈。

こんなときじゃなければ、こんな内容じゃなければ‥‥。


「ずっと近くにいたのになぁ‥‥」


この言葉に反応したさち。

なぜ反応?。


「わたしに教えてくれなかったんだ~」


「へぇー」


俺に聞こえるように独り言を言う香奈。

完全に俺をからかっていた。


「わかった、わかったからやめてくれ、家に帰ったら言いますから‥‥。」


もう、降参だ。

逃げられない。


「じゃあ、うちに来なよー、家には人がいて話しずらいでしょ?」


香奈なりの、配慮なのか、それとも天然なのか。

彼女持ちを家に呼ぼうとするとは‥‥。


「さっちゃんもねー!」


さちも呼ばれるはめとなった。

いや、違う、さちは香奈の味方ってことを忘れていた。


逃げ道はなさそうだ。



明日は盲目の魔女を書こうかなぁ~

盲目の魔女ってタイトルにしてたけど、

盲目の「まじょ」と読ませようか、「アリス」と読ませようか、迷ってる、もう両方でいいかなぁ?wなんつって。


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