第2章「願い叶え」8節:新しき願い…
※本作品はボイスドラマ用台本作品「おとぎ前線」と「サガンパーV」の両作品に通じる外伝です。本作品は前述の2つの作品と異なり、ノベル形式で書かせていただいております。物語冒頭部分はボイスドラマと密接に絡んでおり、ボイスドラマを観ていないと、内容が全く分からない描写や人物関係が多数存在します。極力補足はいれますが、それを気長に待って読んでいただくか、とりあえず、別に長い前振りがあるんだな程度で読んでくださいましたら幸いです。本作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しております。 関連するボイスドラマの「おとぎ前線」と「サガンパーV」方は各作品の公式サイトとYoutubeチャンネルでも公開しています。また、両作品はボイスドラマ公開ごとに当サイトにて台本の公開も随時アップいたします。
[読者の方へお詫び]
読んでくださってる方がいらっしゃるかどうかも分かりませんが、今、開かれているこの"第2章「願い叶え」8節:新しき願い…"は現在、セリフのみ掲載している状態です。作者の書き方が、頭の中に全台詞が降ってくる⇒台詞を書く⇒台詞を書いた後に情景描写と心理描写の肉付けをしていくという独自な書き方をしています。
特に情景描写と心理描写は、かなりモチベーションに左右されやすいので、肉付けするのは気持ち次第で時期が変わります。
この物語は元々、「おとぎ前線」と「サガンパーV」という配信予定のボイスドラマの後日談だったり、物語途中からのスピンオフ作品的な位置づけですので、時系列的に「おとぎ前線」に関しては第1期(全12話1話10節構成)終了後のお話、「サガンパーV話数未定1話10節構成」も第1話以降のお話になっています。その中でも特に、両ボイスドラマ作品のネタバレ要素が満載な第1章「記憶の断片(10節構成)」と第2章「願い叶え(10節構成)」の大半が副題とこちらの[お詫び文]を記載させていただいております。
全体的暗い内容ですので、モチベーション高い時に少しづつ掲載します。この場を借りてお詫びいたします。
★第3章の方から、この物語の本当の本編です。1章と2章は長い長いプロローグになっています。
[以下からが、情景描写と心理描写なしのセリフのみの"第2章「願い叶え」8節:新しき願い…"になります。]
↓ここから…
「ごめんください。」
「ど、どちらさまですか?」
「今日から、隣の部屋に引っ越してきました"大神"と言います。」
「あ!ちょっと待って下さいね!」
「志織ちゃん、お休みの日なのに朝からごめんね♪」
「しゃ、社長…。どうして…。」
ほら、この前、少し話していた私の妹達が、志織ちゃんの隣の部屋で暮らすことになったから、ご挨拶にきたのよ!」
「今日だったんですか?」
「涼子ちゃんから、"入居可能"ですよのOKもらってから、飛ばして準備してたけど…今日になっちゃった。フフフッ…。」
「い、いや…。あれから、そんなに日は経ってないですよ。1週間位前だったはず…。」
「志織ちゃん、私にとっては準備に手間取って遅くなったのよ!先ずは妹達の自己紹介から…。えーっと、先ずは…叶恵。この子がウチの会社で働いている"天乃 志織"ちゃん。あなたの"先輩社員"になるから、仕事の事とかは色々と教わって。志織ちゃんも宜しくね♪」
「"大神 叶恵"と言います。明日から姉の会社で働く事になりました。"天乃"先輩宜しくお願いします。」
「は、はあ…。"天乃 志織"といいます。よ、宜しくお願いします。」
「あと、この子が更に下の妹の"珠花"。中学2年生でウチの"明来"と同級生になるのよ!凄いでしょ!同級生なのに叔母と姪の関係って!私がお母さんでもおかしくない位!フフフフッ…。」
「お、"大神 珠花"です。"天乃"さん、これから宜しくお願い致します。」
「は…はい。宜しくお願いします…。あの…。」
「志織ちゃん、どうしたの?」
「いえ、涼子さんから聞いた話ですが、下の妹さんは…専務の…"前線カフェ"にいらっしゃったと聞いていましたので…。」
「ハハハハ…そうね…。2か月位はいたかな…。2か月前は、叶恵が向こうのアカデミーの卒業の問題で帰国していなかったから…。ほら、日本と違って外国の学校は秋に卒業なのよ!それに直ぐ、8月の"豪雨災害"で我が家も被災したしね。兎に角、"珠花"の方が先に帰国して、"叶恵"がアカデミーの卒業証書をもらって2人の新居が用意できるまで、"珠花"には”前線カフェ”の方にいてもらっていたの!」
「に、2か月ですか!私、何度か"専務"がいる"前線カフェ"に業務報告とかで何度か行きましたけど…。社長の妹さんはお見かけしていなかったので…。」
「そ、そうなの?それじゃあ、初めて会うのね!いや~本当にそんな珍しい事もあるのね!"珠花"も"志織"ちゃんと会うのは初めて?」
「は、はい…。つい最近まで鹿島市の”前線カフェ”に居たそうなんですが…。私、そこに居た記憶がほとんどなくて…。バイトの方のお顔を何人かだけしか…」
「志織ちゃん、ごめんね…。察してあげて…。色々と家庭の事情があって…"珠花"は急に母と離れ離れになって日本に来ることになったから…。その時のショックで一時期の記憶が飛んでいるのよ…。ね、"叶恵"?」
「は、はあ…。そうなんでしょうね…。」
「叶恵もおかしな事ばかり言って!兎に角、この頼れる姉さんにお任せなさい!志織ちゃんも優しいし、哲ちゃんも、明来も、樹も、勝も、ちゃん~と、2人のことを見守ってるからね!」
「あ、ありがとうございます…。」
「また、叶恵は"他人行儀"な…。フフフフッ…。とりあえず、これから、2階のおばちゃんの所にご挨拶してから、引っ越し作業を始めましょう…。大半の家財道具はもう揃えてあるから…。」
「は、はい。」
「元気ないな~あ。兎に角、こんな妹達だけど、志織ちゃん宜しくね♪優しくしてあげて!」
「わ、分かりました。」
「あと、叶恵には…。どちらにしろ…先が見えない片付け作業しかないけど、Sカンパニーの仕事の事も、しっかり教えてあげてね!頼りにしてるわよ!"志織"先輩!」
「それでは、また…失礼します…。」
沢山の方に作品を知っていただきたく、こちらに投稿しています。私は佐賀県でアニメや漫画などのキャラクターで佐賀の良い所や特産品を紹介する小さな企業の代表をしています。佐賀は田舎です。昔の風潮も濃い場所です。新しい物を、まず理解もせずに拒絶したりする人も多いです。特にキャラクターやアニメを忌避する人は多いです。そのような理由から、佐賀から都会へ出て今、夢を叶えようとしている人が多く、出生率に反比例して若者の数は少ないです。私の独りよがりかも知れませんが、超高齢化による過疎化や、優秀な若い才能が故郷から流出を少しでも防ぐための受け皿になるべく、多くの方へ自社のキャラクター達を知ってもらいその方達の働く場所を作りたい。そして、人生1度きり、若い時に1度は断念したファンタジー作家の夢を、真似事でも良いから再開して、自分の書きたい作品を書き綴けて、自分の生きた証明を残そうと書くことを再開することにしました。ただ、会社は令和元年、令和3年と全国ニュースになった豪雨による度重なる被災とコロナ禍に見舞われ、尚且つ、この事業を故郷で理解していただく事さえも困難な状況です。佐賀からでて夢に向かって今も頑張ってる方、ただ、意外と面白いと感じてくれた方、どなたでも構いません。ただ、1人でも楽しんでくださる方がいてくださったら幸いです。
感想などは基本、本業と台本書き、本作品の更新で多忙の為、受け付けておりませんが、少しでも見て下さる方がいらっしゃれば嬉しく思います。
…あと少しでも良かったら評価ください。強制ではないです。ただ、投稿してもPV0と評価0だと流石に自分でも悲しくなってしまって…(涙)




