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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

幻現交差日記

最新エピソード掲載日:2026/04/27
ーーー時は2004年、場所は米国アリゾナ州にて、後にある生物群に登録される生物が初めて報告された。

それは角笛を吹きながら荒野を滑るように移動する小人のような姿で、彼が通り過ぎた場所は一夜明けると草花が生い茂っていたという。

当初は『蜃気楼だろう』『目撃者は疲れていたんだ』『人間と見間違えたんじゃないか』『エリア51から脱走した宇宙人だ』と、一部のオカルトマニア以外には気にも留めなかったが、世界各地で類似の報告が相次ぎ世界各地で大混乱に陥った。

双頭の巨大な犬、羽付きの小さなヒトガタ、発光する竹、三本足の鴉、翼を広げる蛇、炎を纏う鳥、山羊の頭を実らせる木、海面下を蠢く山ほど大きな影、前足に飛膜を備える蜥蜴etc……

発見された現地に伝わる妖怪や精霊と酷似した特徴を持った、これまでの生態系に属さない生物たちを人類は【幻想種】と呼称した。

これは【幻想種】と人類の交流、あるいは対立の記録である。
プロローグ
2026/04/27 23:39
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