表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/40

姉妹の光景2

………ばたばたばた


「月姉~月姉~。」

「何?雪見。」

「カリカリの買い置きどこ~?」

「台所の上の棚の中。」

「ありがと~。」


ばたばたばた………



………ばたばたばた


「月姉~。」

「何?」

「花見ちゃんどこ行ったか知らない?」

「こっちには来てないわよ?」

「あっれ~…?」



ばたばたばた………



………ばたばたばた


「月姉~。」

「何よ。」

「花見ちゃん出窓のとこにいた~。」

「そう。」

「はい。」


にゃ~を。


「せっかくだから撫でとく?」

「…雪見。」

「何?」















「うるっっっさいっっっ!!!」





「ひゃひぃっ!?!?」

「さっきからうるさいわよばたばたばたばた!!家の中なんだからもっと静かに動きなさいよね!!」

「え~。普段と同じように生活してるだけじゃん~。」

「普段ならいいけど、さっき私なんて言った!?」

「………あ、」

「………。」

「…仕事中だから、静かにして………?」

「正解。」

「………。」


にゃ~を。


「………失礼しました~。」


そろそろそろそろ……………





「…ったくもう…」






























「雪見~。いる~?………、」

「……………。」

「…なにしてんのよ。」

「………無になっております。」

「…は?」

「月見姉様の仕事の邪魔にならぬよう、身を小さくし、息を潜め、さながら海底にへばりつくナマコのような心構えで、ここに存在している次第であります。」

「大丈夫よ。今日の分の仕事はさっき終わったから。」

「………本当?」

「本当。」

「な~んだもぉ~。それならそうと早く言ってよね~。もうさっきから狭苦しくて息苦しくて耐えらんなかったんだから。」

「………もう少し反省してもらってた方がよかったかしら。」

「え!いやいやいや、大丈夫大丈夫、もう大丈夫だから反省したから。」

「本当に?」

「うん、本当本当本当に本当。」

「……………ふふ、なら許してあげる。」

「ほっ………。」

「正直なこと言えばね、私も煮詰まってて、ちょっとカリカリしてのよ。あんなに怒鳴ることなかったって、ちょっと反省。ごめんね?」

「え、いやいやいや、悪いのはやっぱりうるさくしちゃってた私の方だし、月姉がカリカリしちゃうのも仕方………ん?」

「?」

「……………そうだ!カリカリ!!」

「え?」

「月姉!棚にカリカリなかったよ?本当に買い置きした?」

「え、嘘。なかった?」

「も~、しっかりしてよ~!花見ちゃんお腹空いちゃって大変なんだから!」

「ごめんごめん。夕飯の買い物行くし、一緒に買ってくるわ。」

「夕飯はたらこスパでお願いします。」

「また?」





つづく





注:この作品はフィクションです。

今回から2周目に入ります(^-^)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ