表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/40

姉妹の光景1

「………はぁ~~~」

「………。」

「………ふぅ~~~」

「………。」

「………ほへぇ~~~」

「今ので三つの幸せが逃げました。」

「えぇ~~~。い~や~だ~~~。」

「嫌ならため息なんてつかなければいいのに。」

「だってぇ~~~~~。」

「ため息なんてついてても、良いこと何もないわよ?」

「わかってるけどぉ~~~~~。」

「つかなきゃやってらんない?」

「うん。」

「ていうか、これ見よがしに私の前でため息つくってことは、完全に愚痴聞いてほしいパターン?」

「うん。超パターン。」

「そうだと思った。」

「さすが月姉。わかってくれてるわかってらっしゃる。」

「ま、姉妹だし?…いや、姉妹じゃなくても、そんだけため息つかれりゃわかるわよ。」

「ほへへりへ~~~~~………」

「…それため息なの?」

「ため息セカンドシーズン。」

「元気そうね。」

「そんなことないよ~。聞いてほしいことがガスのように溢れてるんだもの~。」

「そこでガスを出す?」

「まぁ、私だし?」

「あなただからね。」

「ほひょるるる~………」

「………。」


ことり


「ん…?」

「ま、飲んだら?」

「…お~、これはホットココアですかね?」

「心が疲れてるときは暖かい飲み物をゆっくりと飲むのがいいわ。ちょっとしたリラックス方法。」

「では早速、」


くぴり


「……………」

「………。」

「…ほにゃあああ~~~~」

「溶けてるわよ。」

「溶けもするさぁ~。めっちゃリラクゼーション~~~。」

「ココア一杯でそんなに幸せになれる?」

「なれると思えばなれるもんさぁ~。」

「安上がりでいいわね。最初のため息も、もうどっか行っちゃってるし。」

「そんなことはないのさぁ~。私も悩み多き現代人だもの。その内ため息も復活してくるのさぁ~。」

「そもそも、何を愚痴りたかったのよ。」

「彼氏が出来ない。」

「年中じゃないの。」

「えぇ~?どぉ~ゆ~意味ぃ~?」

「雪見に彼氏が出来ないなんて年中そうじゃないの。何を今さらため息ついてんの。」

「そりゃあさぁ。彼氏とラブラブラビンユーな月姉にはわかるまいさ。あぁわかるまいさ!。でもね?いい歳して彼氏のいない独り身の女の子にとっては、切実な問題なの。年中そうだったとしても、年中ため息ついて愚痴りたくもなるの。わかる?わかるかね?わかってたまるか彼氏持ちめ!!」

「どっちよ。」

「あ~~~………、たらこスパ食べたい。」

「この流れで急にその単語出る?」

「月姉のたらこスパ美味しいんだもの癒やされるんだもの。ねぇねぇ作ってよ~月見姉様~。」

「急に姉様とか呼ばないでよ気味悪い。」

「いいじゃん別に~。たらこスパたらこスパ~。食べたい食べたいたらこスパリゾート~。」

「…はぁ。わかったわかった。作ってあげるから、パスタとたらこ買ってきて。」

「きゃっほー。」


くぴぴぴぴ


「ぶほっ!!」

「なんでこのタイミングでホットココア飲み乾そうとしたの。」

「………あ゛~~~…したやげどぢだ~~~~~。」

「はぁ…。さっさと舌冷やしてきなよ。こぼしたとこは拭いといてあげるから。」

「あ゛~い………」


ぱたぱたぱた…………


どたたたたたた!


「治った!」

「………、それは何よりね。」

「じゃ、行ってきまーす!」

「お金は?」

「ちょうだい!」

「…パスタとたらこ買えるくらい、常に持ち歩いてなさいよ。もう24でしょ?」

「いや、ついでに新作のパンプスでも見てこようかと。」

「さっさと行って来なさいスニーカー愛用者。」

「ぶー!たまには背伸びしたっていいじゃ~ん。たまにはパンプスくらいはかせろ~!」

「はいはい。もっと女子力上がったらね。」

「でた女子力。何かというと女子力。なんとかの一つ覚え的に女子力。私には女子力はなくとも御馳力ならある!」

「なによその造語。」

「月姉に料理をごちそうになれる能力。」

「さっさと行って来なさい。」

「は~い。」





つづく





注:この作品はフィクションです。

これからも、だいたいこんな感じの会話を創っていきます(^-^)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ