「おにいちゃん☆注意報３～兄妹のち恋人～」も含めた全てにまつわる裏話
「おにいちゃん☆注意報３～兄妹のち恋人～」に関しましては「小説＆まんが投稿屋」にて第７作目ということで掲載させていただいたものです。
２００７年７月１７日～連載してましたが４話まで掲載したのち撤退。
２０１０年に「小説家になろう」に登録し、完結させようと２０１３年に掲載し直してました。
当時は月１でもいいから完結させようとがんばってたはずなんですが、気が付いたら２０１３年６月２８日の掲載を機に連載ストップ状態で放置！
でも心の片隅にはこの作品のことがずっとあっていつか完結させなきゃ！と思い続けて２０２０年からやっと更新。で、また数年の間で連載ストップを繰り返してたり……。
なんやかんやでこちらでの連載開始から約１１年。
ようやく完結することができましたよ！！！ バンザーイ！
当初の詳細からは外れちゃってるかもしれないけれども大まかな筋はそのままのはずです、多分。
ちょっと気になったから当時の記録を発掘したので載せてみます。↓
～あらすじ～
堀川葵、１７歳の高校２年生。
おにいちゃんの気持ちを知り、あたしもその気持ちに気づく。
ようやく気持ちの通じ合った二人。
だけどその恋は簡単にはいかなくて…。
【中編（全２０話）／コメディタッチ＋シリアス多目？／恋愛×兄妹】
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おにいちゃんと一緒にいたい。
…ただそれだけなのに。
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♪「おにいちゃん☆注意報３」♪義兄×義妹♪中編予定♪恋愛もの♪連載中♪
～プロット～
晴れて気持ちが通じ合い恋人同士になれた二人。
ところがその関係にお母さんが気づき、離れさせるためにとんでもないことを。
葵を藤堂家の養女として迎え、世間的にも妹にしようとする。
しかも婚約者を決める。相手は家庭教師で葵の先輩でもある大学生。
葵とは同じ中学校で生徒会長だった彼と個人的に知り合い。
バレーを勧めたのも彼。色白で病弱だったおにいちゃんに似ていて気になる存在だった。
本館に葵を閉じ込め、二人を引き離そうとする。
監視も厳しくて全く会えない状態に。
この状態に耐えられなくなった葵は本館を脱走。
窓からぬけだし、別館の風呂場から侵入。おにいちゃんの部屋へ。
一晩おにいちゃんと過ごした葵だがばれてすぐに連れ戻される。
そしてさらに監視が厳しくなり、絶体絶命。
ところが食事中におにいちゃんが現れ、葵をさらっていく。
↑あれ？ 最後の一文が異なってることに今更気付く。
（その他、中途半端に書き残したものもあったりしてボツにしてた部分も見つかったけど）
というより、さすがにその時考えてた詳細は憶えていないのが現状でどうにか終わらせた感があるかも。
そもそもタイトルの一部と話数も（文字数も）これでと決めていてそれに当てはめてつじつまを合わせて書き上げたような形なんだな、実は。（伏線回収できてない部分もあったり）
本来当初は番外編を書こうとも視野に入れていたのであやふやにしてた部分もあったような。
今はもうそんな気力がないので敢えてネタバレ的に箇条書きしておきます。
・明人さんと関口さん（バーガーショップバイト）との関係（第２部参照）
これは完全に和美さんの横やりで引き離された形です。（藤堂家の跡取りとして相応しくない）
関口さんの家族が脅かされて自ら身を引き、別れた感じ。
その事情を明人さんは知らずに裏切られたと思っていたけど、のちに真実を知っちゃう。
けど関口さんは今後も家族を守るために明人さんを避け続けていたっていう感じ。
誤解も解けてこれから二人は、みたいなお話を書きたかった。
・和美とお姉さん（貴裕の母）との関係
姉が高３、和美が小６の時、両親が事故で他界。姉妹二人になってしまう。
大学進学するはずだった姉は全てを犠牲にして和美のために親代わりになる。
働きづくめの姉は身体を壊しても和美に尽くして社会人になるまで立派に育てあげた。
それと引き換えに自分のせいで長期入院する身体となり、これからは恩返しをすると決意。
ところがある日、姉の妊娠が発覚。無事に産める身体ではないのにも拘らず。
しかも相手のことは口外せず、父親すら分からないと憤慨する和美。
姉は自身よりも産むことを選択し、息を引き取るまで貴裕を育てる。
その間は姉妹で同居していて３人暮らしだった。（入籍してからも）
・和美とお父ちゃんとの関係
和美が働きだした会社で運送業のお父ちゃんと出会う。
優秀だが周囲から引かれている和美に気を留めていたお父ちゃんが猛アタック。
頑なな和美の家庭事情（姉と貴裕の存在）を知り、支えたいとプロポーズ。
入籍して葵を妊娠中、姉の死により、貴裕に執着。
健康な葵よりも亡くなった姉の代わりに病弱な貴裕しか見えなくなる。
・和美と藤堂氏との関係
病弱な貴裕の手術費のため、お父ちゃんと共に働きづくめの和美。
死なせたくないという一心で少しでも早く手術を受けさせたいと思っていた。
お父ちゃんとの生活ではなかなか埒が明かないと追い詰められていた和美。
仕事先で藤堂氏と出会い、自身の優秀さをアピールし、秘書になることを引き換えに貴裕の手術費を対価として得る。
手術は成功したものの、リハビリ等で費用が掛かることが判り、藤堂氏を支えることでその一生を捧げると決め、お父ちゃんと離婚。
藤堂家の将来のため、妻としての役目を果たしつつ、事業の発展のために仕事にも精を出して盲目になっている。
……てな和美視点のお話も書こうかなとか思ってたんだな、あの頃。
・葵と雅紀さんとの関係
中学の入学式で出会った二人。中学校時代のお話。
おにいちゃんの面影を雅紀さんに感じつつ、接する時には葵はドジを踏んでしまうというエピソード。
雅紀さんというキャラはもともと裏がある設定でした。（あまり生かせなかった）
ヤバい人という存在なのでそのお話をいつか書いてみたかったんだけどな。（表じゃ無理な設定）
まあ、そんなこんなでようやくケリがつけられて良かったです。
ちなみに葵、貴裕、明人は実在する人をモデルとしてイメージしてました。（外観をね）
葵はもう引退した女優さん。貴裕は王子様的存在だったアイドルの片割れ。
明人は引退した女優さんと共演していたアイドル。（敢えて曖昧にしておく）
当時のドラマやＣＭを見てこんな感じ！ってね。（ピッタリだったんだよね、その頃は）
とまあ、長々とおに注に関して本編とは関係なく綴ってしまいましたが、ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。
お気に入りを設定してくださった貴重な方たちにも長いことお待たせしてようやく終わらせられたよ！と伝えられてたら嬉しい限りです。（解除を忘れている可能性も否定できないし）
そして何より「小説になろう」のサイトで完結を迎えられて良かった！！！
何度も削除しようかと悩みながらあの時登録させてもらった気持ちを思い出しながら踏ん張って良かったよ！！！
今はありがとうの気持ちでいっぱいで締めくくりたいと思います。感謝♡
！しばらくしてから検索外に設定しようと思ってますのでご了承ください。<(_ _)>！
