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必然の結末3
青黒い建物から、真っ黒な空に向かって白い光が差した。闇を突き刺すかのような一本の光は、天高く伸びたかと思うと伸びやかに弧を描き、黒い大陸の上空を切り裂いて進んでいく。
燃え盛る火山の空も、乾ききった砂の大地の空も、凍てつく氷の山脈の空も、まるで黒い闇を切り裂くかのように一筋の光が流れていく。
そしてその光は木々の生い茂る深い森の上空に来ると、零れ落ちるしずくのように、光ははらはらと森の中へと消えていった。それはまるで、森を潤す水の雫のように、上空からぱらぱらとはらはらとそして最後はさらさらと、木々の緑に消えていった――。




