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第十三部
放課後。
班長会で話し合われたことを黒板に書きとめておいて、ノートに書き写した後私と國分は残り、原稿をさっさと仕上げることにした。
合気道部への配属が決まったとはいえ、部活自体は始まっていない。
書類を仕上げるには今が勝負時だ。
「宿泊学習関係はどーせ学級で話さないといけないから後回しだ。俺は進めるだけ学年便りの原稿書き上げるから、お前は選挙管理の告示かいとけ」
「うぃーす」
告示。
「えーと・・・第十三号・・・・」
私は先生が教卓に置いていったノートパソコンを開く。
ワードパットで書いてデータファイルを保存した方が楽だと思ったからだ。
カタカタカタカタカタ・・・・・・
カリカリカリカリカリ・・・・・・
とキーボードとシャーペンの音だけが響く。
「・・・あ?」
一度、上書き保存したら動かなくなってしまった。
「どした?」
「何かバグった・・・?」
「・・・貸せ」
あのなぁ、上書き保存は何たらこうたらとぐちぐち言いながら少しずつ直してくれる。
「ほれ」
「すげ・・・ありがと」
「すごくねぇよ・・・これで終わりか?」
「うん」
「俺も終わった。帰るぞ」
「あ、うん」
・・・・5時50分。
辺りはすっかり暗くなった。




