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九話

勉強やる気なし☆




「おぉ、ヤノプじゃねーか!お前生きてたのか! てっきりくたばったかと思ってたぞ」




しばらくヤノプの後を金魚の糞のようについていくと、小さなお髭がダンディーな親父と鉢合わせした。



親父はヤノプのことを心配していたみたいで、ヤノプも嬉しそうに受け答えしてる。



うんうん。良かった良かった。そしてこの親父筋肉が半端ねぇな。




「それで、こちらが三木さんで、私が行き倒れてるところを助けて頂きまして。お礼をしたかったので、村に招待しました」




三木さん、とヤノプが目で促すような仕草をしたので俺は一歩前に出る。




「どうも、始めまして。三木智也といいます。しばらくヤノプの世話になると思うので、見かけたら声掛けてやって下さい」



よろしくお願いします、と俺が声を掛けると




「おう、よろしくな兄ちゃん! 俺は、バリスってんだ。ヤノプの恩人ってことは俺にとっても客のようなもんだ。ゆっくりしていってくれ」




がははと笑いながら、俺の腰辺りを叩くバリスさん。



ヤノプより全然ドワーフっぽくて何か安心した。



ヤノプってドワーフっぽくないんだもん。



言葉遣いとかめっちゃ丁寧語だし。




「それじゃ、バリスさん。私たちは長老のところに顔を出さないといけないので、これで失礼しますね。また明日にでも」




「おう、疲れてるだろうしな。長老のとこ行ったらとっとと休め。また酒に付き合えよ」




兄ちゃんもじゃあな、といってバリスさんは去っていった。




「さ、じゃあ行きましょうか」




「おう」




その後も何人か声を掛けられながら、俺たちはドワーフの長老の家に向かった。





「なぁ、長老ってどんな人なんだ?やっぱ長い髭を持つ爺さんだったりするのか?怖かったりするか?」




俺の中ではドワーフの長老なんていったら、そんなイメージしか思い浮かばない。




「はは、緊張しなくても大丈夫ですよ。確かに長い髭のお爺さんだったりしますけど、穏やかな方ですし。今年で3120歳だったかな?家の村で一番長生きの方です」




「はぁ!?3000って…。ドワーフって凄い長寿なんだな…ってことはもしかしてヤノプも意外と歳食ってたりするのか?」




「私はまだ112歳になったばかりの若造ですよ。ようやく成人として認められた位の歳です」



とヤノプは苦笑してそう答えた。




…俺、ヤノプとかにめっちゃタメ口きいてるんだけど、改めた方がいいのだろうか?



いや、今更変えても変だよな。それにヤノプだし、許してくれるだろう。



なんてことを一言聞けばいいのに、心の中で自問しながら歩いていると、どうやら着いたようだった。




「長老。ヤノプです。ただ今帰還しました」




とドアをノックしながらヤノプが長老を呼ぶ。




そして、ドアが開くとそこには予想通りとでもいうか髭が地面に付きそうな程長いドワーフの老人が出てきた。








「とりあえずは、無事に帰ってきたみたいで何よりじゃ。よく帰ってきたのう」




長老が好々爺のような笑みを浮かべてヤノプに話しかける。




今の俺たちはリビングのようなところで、小さな椅子にテーブルを挟んで長老に向かい合って座っている。



椅子が小さくて落ち着かない。



いや、全体的に小さいのだ。



この分だとベットも小さくて寝れなそうだと俺は一人溜め息をついた。




「心配をお掛けして申し訳ありませんでした。キラーアントに襲われて、そのまま皆と逸れてしまいまして…」




「うむ、それは帰ってきた者から報告を受けている。お前以外は皆帰ってきているぞ」




ヤノプは安堵の溜め息を一つつくとそのまま続ける。




「襲われた後は、食料が尽きて行き倒れてる時にこちらの三木さんに助けて頂きまして…。彼の助けを借りて何とか帰ってこれた次第です」




二人の視線が俺に集まる。




俺が口を開こうとする前に長老が俺に話しかけた。




「ふむ。三木どのといったかな。この度は我等の同胞を助けて頂き、ドワーフ一族を代表して感謝を申し上げる。何かお礼を差し上げなくてはいけないな。何か望みはあるか?出来る限り要望に応えよう」




長老はじっと俺を見つめて俺の答えを待っている。



…何か緊張するな。




「それでは、人間についての情報を教えてもらえないでしょうか?故あって人と関わらずに森で生活していたので、知っていることを教えてほしいのです。後、もし人と何か伝手があるのでしたら、私が人の社会に入れるように便宜を図って欲しいと思っています」




長老は頷きながら、




「それならば容易いな。この村と交易を行っている商人と連絡を取ってみよう。それまではここでゆっくり羽を伸ばすといい」





そう言って長老は相変わらずの笑顔を俺に向けるのであった。





レベル 6  経験値 366 次のレベルまで 84


力           33

防御力         22

速さ          75.1

体力          53.7

運の良さ        18.2

賢さ          54.4

言語理解        18.4

直感          110.7

弓技能         8.3

剣技能         14.2

槍技能         83.1

短剣技能        24.6

魔法          54.2

肉体操作        26.9


振り分け可能ポイント   35


装備 槍


文章、少しは読み直しとかしたほうがいいかな? でも、後ろを振り返ると勢いが止まりそうだしなぁ…。

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