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だいじなはなし

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「おかあさんに聞いたけど、ぼくが大きくなるまでに他のどうぶつにたべられちゃうかもしれないからとなりの山からひっこししてきたって、ほんとう?」


おとうさんにおかあさんからきいたはなしをたしかめてみた。たいへんなおもいをしてぼくをつれてひっこしてくれたことがぼくはうれしかった。この山で、ぼくはたくさんのお友だちとまいにちすごせるのもうれしかった。


「そうだよ。パンダのあかちゃんは大人になるまでに死んでしまうこともおおいんだ。あかちゃんがやっとできてうまれてくるときに、だいじにそだてたいとおかあさんとそうだんしてきめたんだよ。」

おとうさんはぼくのあたまをやさしくなでながらいった。

「あかちゃんもなかなかうまれてこないからな。おまえはだいじなむすこなんだよ。パンダの村がとなりの山にはあるけど、みんなであかちゃん をたいせつにそだててくれるけど、まもりきれないことがおおいんだ。」


「どういうこと?おとうさん。」

あたまにてをのせたままのおとうさんがめをとじたままこわいかおをしていた。

ぼくにはおとうさんのいっていることがよくわかってなかった。ぼくはりょうてであたまのうえのおとうさんのてをつかんだ。ぼくはすこししんぱいになってきた。


「となりの山は、あかちゃんはたべられてしまうこともあるんだよ」

おとうさんもぼくの手をりょうてでつかんでくれた。

「かなしいことだけど、しかたないことでもあるんだよ。」

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