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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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浴室が涼しかった理由

 今日は朝から用事があって出かけてたんですが、帰ってお昼過ぎからまた寝てしまってました。休みとなると午後は寝てるのよくないなあと思いますが、寝てしまうのはしょうがない、だってお休みだもの。


 のそのそ起き出して明るいうからお風呂に入るのが休日のお楽しみ。今日も4時半頃からお風呂タイムでした。


 先週と違うなと思ったのは、まずはお風呂に入った時にひんやりしてたこと。うちは端部屋なのでお風呂の窓が小さく開きます。斜めに押して開ける窓で、目隠しが付いてて外からは見えません。中からも景色が見える窓ではないですが。あまりに寒いとか花粉の季節じゃなければその窓を結構開けてあります。


 そこから入ってくる空気が冷たかったんですよね。ちょっと前まではお風呂場に入ったらエアコンの部屋から入って暑いぐらいだったのに。


「雨が降ってそれだけ気温が下がったんだなあ」


 と思ってお風呂に入ってたんですが、洗い終わって湯船に入ろうとして気がつきました。


「おいだき押し忘れてた」


 そのせいもあってひんやりしてたようです。そりゃ湯船にお湯が入ってるのとそうじゃないの、温度が違うわな。


 お風呂を一から入れる日とおいだきの日があり、今日はおいだきしておいて出る時にお風呂を洗う日です。入った時にチェックしておけばよかったんですが、何も思わず入って浸かる時になって気がついた。


 ただ、この時期おいだきしても本当にすぐ沸くんですよね、残ったお湯が温かくて。どうしようかと思いながらも、足をつけたままおいだきスイッチオン! 段々と温かいお湯が入ってきて、割とすぐに入れそうな温度になってきた。

 

 お湯が出てくる側から段々と全体が温かくなり、半分ぐらいが温かくなってきた頃に湯船に浸かったら、半分が温かく半分がそこそこ冷たかったのでちょっと面白かったです。あんまりこういうことしませんから。


 そのうち全体が温かくなり、給湯器のお姉さんが、パッヘルベルのカノンの後で、


「お風呂が沸きました」


 と教えてくれますが、うん、知ってる。


 プールみたいなところから段々と入り、最後は露天風呂みたいな気分でした。


 そして気がついたのは、


「外がえらく静かだ」

 

 ということ。


 先週まではこの時間にお風呂に入るとセミがみんみんと賑やかだったのに、今日は全然鳴いてない。タイミングがよかったのか、お風呂に浸かれるぐらいの温度になった時、ほんのちょっと思い出したようにミンミン言ってましたが、本当に少しだけ。夜になったら秋の虫が賑やかなんですが、まだそちらと交換するほどの時間にもなってなかったので、静かだったようです。


 窓を開けていると日曜日の夕方、駐車場に車を入れる音もそこそこしてるんですが、たまたまそれも静かだったようです。本当に静かだったなあ。


 お風呂から出る頃には何台かが移動してる音がしてましたが、年中騒がしい私にしては珍しく静かにゆっくりなお風呂タイムでした。

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