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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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フェルメールが遠いのよ

 始まる前からなんやかんやあった大阪のフェルメール展ですが、今だに行けていません。


 まず最初からチケットが買えず、その販売方法が問題になって追加販売があったけどそれも買えず。今日から最後の追加販売があるので一応申し込んだんですが、それがまたなかなか申し込めずにかなりイライラしました。


 申込みが集中しているのか必要事項を記入して進んでもぐるぐる回って進めずタイムアウト。その後はなんとか入れたんですが、行きたい日時を第5希望まで書き込んでクレジットカードを記入してそこからまたぐるぐる回って入れずやり直し。


 これまでの申込みもそうだったんですが、うちの回線のせいなのか、それとも何が悪いのか分かりませんが、とにかく一回で入れるということがまずなかった。それでやり直してたら今度は携帯に確認のためのメッセージが届かない。これもこれまでに何回もかまされてます。


 おまけに今回はそのせいなのか何なのか、


「不正利用かどうかチェックさせて」


 と携帯会社から言ってきて、それの確認に番号入れたり電話かけたり、そりゃもう面倒ったらないのです。


 イライラしながらやっと申し込めたんですが、なんか当たる気しないなーっと。


 実はフェルメールが好きでこれまでも何回か展覧会に行ってます。「真珠の耳飾りの少女」にも14年前に会ってます。だからそれまでと同じ感覚でフェルメール好きだから行ってこよ~、という軽い気持ちで行こうと思ってたのになあ。

 

 万博のイタリア館に来てたアトラスを見に行くのにもえらいこっちゃでしたし、ゴッホも結構めんどくさかった。いつから絵の展覧会ってこんなに敷居が高くなったんでしょう。以前は行きたくなったらさっと行けてたのに、どういうことになってるんだこれは。


 フェルメールは全部で35枚しか作品がなくて、そのうちの2枚が来るってだけで結構な値打ちではあるんですが、今回は本当に運営の評判が悪いのなんの。少女を展示している部屋に入ったら、絵の前まで行くのに1時間とか聞いて、それだけでもなんでやねんですが、何がどう変わってしまったのかなあ、昔と。


 フェルメールのポスターを額に入れてずっと部屋に飾ってました。


「天秤を持つ女」


 タイトル通り、分銅を乗せた天秤を持つ女性がその釣り合うところをじっと見ているんですが、その息が詰まるような一瞬を切り取ったこの絵が好きで買いました。模様替えをしてから飾ろうと今は外して置いてあります。早く元に戻さないとなあ。


 ということで、行きたいなとは思うんですが、なんか今回のラストチャンスもはずれそうな気がしていて、それにもしもはずれてもそれほど残念には思わなさそうな気がするのもちょっと残念です。

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