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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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もう新学期

 お昼のニュースで、


「今日から新学期です」


 とある小学校の始業式の話をやっていてびっくりしました。


「え、新学期って9月1日でしょ」


 いや、びっくりはしたんですが、心底びっくりはしてません。何年か前からそういうのを見るようになりましたから多少は知ってましたが、それでも1週間も早いなんてねえ。


 前にも書いたと思うんですが、私が子どもの頃は夏休みは8月31日まで、9月1日が始業式でした。神戸では六甲山小学校だけが標高が高くて冬休みが長い分、夏休みがちょっと短かったのを不思議に思ってはいましたが、毎年六甲山小学校のストーブに火が入ったというのがニュースになるので、そういうものだなと思ってはいましたが。


 六甲山小学校のように冬が長い地域は冬休みが長いとは知ってましたが、今日のニュースは奈良県でした。まるまる一週間も早いんだなあとそれにちょっとびっくりしたんです。


 夏休みの最後の一週間って宿題やったりしてましたよ。そして高校の頃からは某民放の24時間やってるテレビを見ながら徹夜で宿題やったりもしてました。自分の中のお祭りみたいなものですか。今ではその番組もすっかり見なくなりましたが、あの頃はそれが夏休みの定番になってたものです。


 だから一週間も終わるのが早かったら、それを見ながら宿題の追い込みもできないし、何よりもまだ8月は夏休み気分じゃないですか。なんとか調整して昔みたいに8月いっぱいは夏休みってできないのかなあと、ちょっと小学生たちがかわいそうに思いました。それとも今の子たちはそれに慣れているんでしょうか。


 そんなことを考えながら、宿題のない8月ラストだけは大人でよかったなあと思っています。

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