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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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苦い苦い薬

 昨夜、ちょっとした失敗をしました。


 一日3回飲んでいる薬があります。その薬がですね、普通に飲んでも、


「苦い」


 と思う薬なんです。他の薬はそんな苦さを感じることはないのに。


 他の薬は朝だけのが大部分、後は夜にもう一回飲むのがありますがそれだけです。その苦い薬だけはお昼に飲まないといけません。


 昨日、家に帰って晩ごはんを食べようとしたらもう暑くて暑くてまいってて、お茶に氷を入れて飲んでました。というか、水分ばかりとっててそれでお腹がいっぱいになるぐらいです。ちゃんと食べましたけどね。


 食後、その氷が入ったルイボスティーで薬を飲んだんですが、その時に口の中にあった氷を噛んでしまったんです。氷だからまあいいかという感じでなんとなく軽い気持ちでガリッと噛んだら、


「にがああああああああああああああああああああああああああ!」


 本気でそのぐらい苦くて残ったお茶で飲んでも全然足りなくて急いでお茶足して飲んでも苦くて苦くて苦くて苦くて苦くて全然苦みが取れない! 


 落ち着いて考えれば普通に飲んでも後に苦みが残る薬をもろ噛み砕いしてしまったんですから、その苦さたるや! そりゃもう苦くてちょっとしたショックなぐらい苦かった。


「これはもう水やお茶ではなんともならない!」


 たまたま久しぶりに買ったチョコがあったので口に入れたらちょっと中和された感じですが、なんて言えばいいんでしょう、苦いチョコだったからかましにはなっても完全に苦みが取れた感じがしないというか、どこぞに苦みが居座っているみたいな感じ。


「こうなったら甘い炭酸だ!」


 夏ですし、買い置きのノンシュガーのコーラがあったのでそれを飲んでも治まらない。


 もしかしたら苦みはとっくに流れてたかも知れない、というか流れてて当然だと思うんですが、気持ち的には脳が覚えてしまった感じでなかなか落ち着かない。


「よし、みつ豆だ!」


 先日の持病の癪の発作を起こした時に食べられたみつ豆やゼリー、そいうのがあるんですが、その優しい甘みでやっと癒やされて落ち着きました。


 前から苦いと思ってた薬、あらためて調べてみたら、その特徴に、


「苦い」


 しつこいぐらい書かれてました。うん、本当にめちゃくちゃ苦いもんね、君。


 ということで、今度から薬を飲む時には氷のない水で飲もうと思います。


 ほんっとおーに苦かった! 思い出したら震える~

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