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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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七夕のお菓子

挿絵(By みてみん)


 昨日は朝から少し遠出をして、その出先で巡り合ったくるみパンを買いました。そしてやっぱり思った通り、私の好きなくるみパンではありませんでした。それでもかなりおいしいパンでしたけどね。


 昨日買ったのはくるみパンだけではありません。


「今日七夕か、じゃあ何か七夕らしいお菓子でも」


 行った先がちょうどそういうお店がたくさんあるところだったので、並んでいる和菓子屋さんをつるっと見て通ったら、一軒のお店にそれらしいお菓子がありました。できれば生菓子がよかったので、それに決定。


 笹で巻いたお団子の生地の和菓子と言えばいいのかな。そこにピンク色と薄い水色のあんこだと思いますが、それがちょちょっとくっつけてある。


 実家に持って行ってお仏壇にお供えして、下げたのをお相伴したら、


「うわ、おいしいあんこだ、やっぱりちゃんとしたお菓子屋さんのは違うなあ」

 

 という味でした。上品な甘さでしつこく残らず、七夕の流れ星のようにさっと消えていくような。


 くるみパンは大当たりとはいきませんでしたが、このお菓子は大当たり。またあそこに行くことがあったら、あのお店でまた生菓子買ってみよう。


 あそこに今度行く予定は今のところはぼないですが、その近くには多分一ヶ月か二ヶ月先には行くだろうから、少し足を伸ばしてみようかなと思います。

見た目は素朴、でも味は上質な七夕のお菓子でした。

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