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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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ケーキ丸かじり

 先日友人Iが遊びに来た時、あちらは「ここのお弁当が食べたかった」と思っていたおいしいお弁当を買って来てくれて、私はお気にいりのケーキ屋さんのケーキを買っておきました。


 その時にいくつ食べるか聞いたら、


「1個でいいよ」


 と言われたので2人で2個買って来ました。


 正直、


「1個だけかー」


 と思いなが2個だけ買いました。友人Iならきっと2個ぐらい食べると思っていたのでちょっとがっかり。私も1個しか食べられないではないか。


 でもお弁当大きかったし、他にもつまむものあったし、しゃべってたしで1個でも結構満足でした。そしてケーキの話になったんです。


 私の最初のエッセイ集「小椋夏己の千話一話物語」の中で、


「丸いケーキの特別感」


 という話を書きました。書いたのは2021年12月26日日曜日ですから、もうずっとずっと前ですね。


 内容は、


「ホールケーキって言うほど高いものでもないのに真ん中から掘って食べるという夢がまだ叶えられていない」


 ということでした。


 実はあれ、やりましたあ! それも2回! 誕生日に!


 1回目はお昼ご飯を食べた後、おやつの時間に食べたせいか全部食べられませんでした。そして2回目は万全を期してお昼ご飯に食べたので、無事食べきりました。やったね!


 それまでは誕生日とクリスマスは丸いケーキにこだわってたんですが、1回やってしまったらちょっと憑き物が落ちたというか、


「ホールケーキは割高だよな」


 という気持ちになりまして、その後の誕生日はカットケーキを丸くなるぐらい買ってそれを食べるということをやりました。


 いくつか買っていくつ食べられたかと言いますと、


「6個買って5個」


 完食しておりました。


 それを友人に言ったところ、


「2個が限界」


 と言ってたんですが、私のお気にいりのケーキ屋さんのケーキ、上品であっさりした味なんですよ。なので、


「ここのケーキ屋さんのだからホールケーキ1個いけたし、カットケーキ5個いけた」


 と言ったら友人も、


「ここのだったら3個はいけるな」


 と言ってました。


 私は誕生日とか血液型とか星座とかそういうの発表していないもので、誕生日に食べましたと書きにくかったんですが、友人Iとのデートでちょうどケーキの話になったのでカミングアウトしておこうかと思ったという次第です。


 あっさりしたおいしいケーキでも、そしてテレビで芸能人がお誕生日にサプライズしてもらうほどの大きさのケーキでなくても、やっぱりホールケーキ1個は結構きついですよ。おいしいけど。


 その点カットケーキだったら色々な味も楽しめるし、それだけの数買ってもホールケーキより量が多くて安い、食べきれなくてもきれいな形で残せるので言うことなしです。


 一度ホールケーキ真ん中から掘って食べたいなあと思っているあなた、あれは一度やってみる価値ありです。一回やったら気が済みますから。


 ホールケーキ1個って5000円もしないし、ずっと一度やってみたいなと思っているのなら、次のお誕生日にでもぜひぜひやってみてください。


 レッツトライ!

「小椋夏己の千話一話物語」の「丸いケーキの特別感」はこちらになります。

もうそんな前だったんですね、時が経つのは早いもんだ。


https://ncode.syosetu.com/n5848ha/43

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