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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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本田の解説はめちゃくちゃ面白い

 前回は軽くオランダ戦について触れました。


 テクニカルなこととか、もっと専門的なことはそういうことを書いているところでお願いいたします。私はなんといってもそういうの弱いので、下手な解説なんぞとんでもない。


 ですが、解説の本田元日本代表については書きたいことが色々とありますのです。


 前回のワールドカップ、カタール大会の時、本田圭佑(以下敬称略の本田)は「ABEMA」で解説をしていて、それがとても面白かったものでABEMAで見てたんですが、今回はNHKの解説になってました。別にABEMAのままでいいのにと思うものの、実際に出てるのはNHKなんですから、仕方ないけどそっちで見ることにしました。


 出る局は変わっても、相変わらずの本田節、あの調子なのでうけながらもよく分かるんですよ、本田の解説。


「この場合はほら、ここが空いてるでしょ、ここにこうして入った方がいいですね」


 と、監督が指示を出すような解説をしてくれて、私のような戦術とか全く分からん人間でも、なんとなく分かったような気になれます。このまま本田の解説を聞き続けたら、私でもそのうち詳しい分かったっぽい解説ぐらいできるかもなと思うぐらい。


 その反面、


「なんかすごくサッカー詳しいだけの素人みたい」

 

 と思うようなことも言うんですよ。


 たとえば、前に書いた「ハイドレーションブレーク」ですが、今回も20分過ぎにありました。そしたら本田、


「なんすか、これ」


 って、おいおい、知らんのかよ。私でも知ってるぞ、エッセイに書いたぐらいだぞと笑ってしまった。


 それから開催国の一つのメキシコと南アフリカの初戦、荒れに荒れて南アフリカ、南アフリカ、メキシコのレッドカード合計3枚出て、最終的には10人と9人の試合になったと私でもニュースで知ってるのに、それを聞いた本田さん、


「え、そんな出たんですか」


 って、見てないんかーい! 吉本のギャグかと思ったがな。


 それから面白かったのは、オランダの11番ガクポに、


「11番めっちゃうざい」


 と言いながら、


「今日は気をつけるのはガクポです。1にガクポ2にガクポ3にガクポ」


 と言ったところを隣のアナウンサーに、


「4番は?」


 と聞かれて、


「デヨング。5番はマレン」


 と即答してました。それほど気をつけろと言いたかったんでしょうが、言われてすぐに続きを言えるのが面白かった。


 それから、出てる選手ほぼ全員年下なのに、全員に「さん」を付けて、


「上田さんいいですね、中村さんがこうで、堂安さんも」


 と呼んでるのに、


「タケ」


 と、久保建英だけ「タケ」呼びだったのは何故なのか。面白かったからいいんですが。そしてもちろんオランダの選手は全員呼び捨てです。面白すぎる。


 そうそう、


「ワールドカップは見てて疲れますね」


 とも言っていて、確かに見てると疲れるけど、自分は前に3回出てるがな、そっちの方が疲れなかったのかなとこれも笑った。


 他にも「本田語録」はネットにごろんごろんしているので、興味のある方は調べてみてください。いや、笑えます。ですが笑えるだけではなく、きちんと素人にも分かりやすい解説をしてくれるのが本当に最高です。


 今日の試合、再放送があるということで思わず録画してしまいました。撮ってもどうせ見ないと思ってたし、負けたら嫌なので撮ってなかったんですが、そういや本田の解説があるんだった。


 サッカー興味ない方、あまり知らないという方も、本田の解説は見る価値がありますので、余裕があったらぜひ一回見てみてください。試合のことがよく分かって勉強になるし、何より楽しいです。

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