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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年 5月

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ハラミの秘密

 え~本題に入る前に、ちょっと前の記事の訂正を一つ。


「色は香りだけでした」


 の中で、ピンクのやつを買ったら、


「ピンクローズの香り」


 だったと書いたんですが、違いました。


「ピーチの香り」


 でしたあ!


 いやいや、昨日の夕方ぐらいにつけてそれから何回か使ったんですが、朝、


「いい匂いしてるな」


 と思ったまま家を出て、実家で前回のを書く時に、


「確かお花の香りだった」


 と思い込んで書いたんですが、帰ってトイレに入ったら、


「なんかちょっと違う気がする」


 と、もう一つ残ってるのを確認したらピーチだったという、とってもおそまつな結果が出ました。


 ということで、


「うちのトイレは今ピーチの香りがします」


 これが正しいと、どっちでもいいことですが一応訂正でありました。


 さて、本題です。


 テレビ番組で、


「ハラミはいつ誰が流行らせたか」


 とやってました。


 その番組によると、有名焼肉チェーンが1996年の創業時に売り出して、そこからブームになっていったとありました。当時、他の肉と比べて格安の500円で販売し、ヘルシーだということもあって女性に人気になったとか。


 どうしてそれほど安価に出せたかというと、アメリカではハラミをほぼ食べなかったので格安で輸入ができたことと、個体差があまりなくて品質が安定していたからだそうです。へえ、知らなかった。


 他にも2000年に「美味しんぼ」で主人公の父親のあのえらそうなおっさんが、


「ハラミは他のところよりうまい」


 みたいなことを言ったため、一気に人気が出たんだそうです。


 なんですが、実は私、某焼肉チェーンの1995年よりもっと早く、ハラミをおいしいと思って食べてました。間違いありません。


 あれはうちが今の実家に越してきて1年か2年しての頃。私がまだ高校生の時の話なんですが、ご近所の空き店舗に毎日じゃなく、週に一回ぐらい売りに来るお肉屋さんができました。


 うちからは目と鼻の距離、あまり長い期間営業はしてなかったんですが、何回か買いに行ったことがあります。


 その時にお店の人が、


「これは牛の横隔膜の肉、内臓扱いだから安いけどおいしい」


 と言って売っていて、みなさん珍しがって買ってたんです。


 そして食べてみたら確かにおいしかったです。


 おいしいねと言ってたんですが、そのうちにそのお肉屋さんが来なくなってしまい、横隔膜の肉を売ってるお店なんてなくて、そのまま忘れたような感じになってました。


 そうこうするうちに気がつけば「ハラミ」という肉の部位が普通に買えるようになり、焼き肉に行っても普通に食べるようにもなったんです。


 そんなある時、テレビの番組で、


「ハラミは横隔膜の肉」


 と言っていて、それを聞いて、


「じゃあ、あのお肉屋さんが売りに来てたのはハラミだったんだ!」


 と分かったという話です。


 なんか前の訂正が長くなったせいで、何を言いたいのか分からなくなった部分もありますが、


「ハラミは横隔膜の肉で、私はもっと前に食べたことあるんだからね!」


 と、それだけのお話でした。

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