表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年 5月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
305/361

昔の人は眠れぬ夜に何をしていたのだろう

 昨日は一日眠くて大変でした。


 というのも、その前夜、なかなか寝付けなかった上に、途中で何度か目が覚めたからです。寝てる間も眠りが浅かったようにも思います。


 仕事もあるし、実家に行ってやらないといけない最低限のことはやったんですが、その後はなんかもう途中で座ってうとうとしたりして、使い物にならない一日だったなあ。


 深夜に目が覚めて目が冴えて、そんな時は近くに置いてあるスマホを見たり、ちょっとテレビをつけたりして気分転換をします。特に行きたくなくても一度トイレに行ってみたり、お茶を飲んだりしたりして。


 そういうことをしながら、ふと、


「昔の人はこういう時はどうしてたんだろうなあ」


 と、考えてしまいました。


 昔は今みたいにネットもテレビもラジオもないし、深夜って何か仕事のある人以外はみんな寝てたと思います。灯りをつけるための燃料費も安くはないでしょうしね。そもそも灯りってそう簡単につけられなかったんじゃないだろうか。


 普通の家でも家族に気を遣うだろうけど、商家で働いてる人なんかごそごそしたら先輩に怒られたりもするだろうし、どうやって意識を寝る方向に持っていったんだろうと気になってきたんです。


 もちろん、今よりもっと忙しい一日を過ごしていただろうから、夜はとにかく早く寝たかっただろうと思います。


「夜中に目が覚めるな余裕なんてない」


 と言われるかも知れませんが、それでも時々、故郷の家族を思い出したり、お昼に叱られたことを思い出して寝付けなかったりすると思うんですよね。なんか、想像するのが丁稚どんの立場になってますが、そういうまだ幼い子が深夜に目が覚めて、誰かに何も言えずにため息をつきながら布団の中であっち向いたりこっち向いたりしてたのかなあ、なんてことを考えてたら、ちょっと胸が詰まるような気がしたりもしました。


 本当に今は恵まれてますよね。


「よし、気分転換にちょっとテレビ見よう」


 深夜はあまり大したことやってませんが、それでもどこぞのチャンネルで何かをやってますし、有料チャンネルなんてのもある、録画した番組や動画サイトなんてのを見ていたら、寝付けなくてもあっという間に朝になってしまうでしょう。


 昔の人が夜寝付けない時、本当に朝まで時間が長かっただろうなあ。なんでか急にそういうことを考えてしまい、考えているうちに寝てしまっていたようで、朝になったら眠くて長い一日でしたというお話です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ