表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年 5月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
299/371

ソーシャルバッテリー

 ネットでちょっと面白い記事を読みました。


「ソーシャルバッテリー」


 この単語を聞いたことがあるでしょうか。私は初めて知りました。


 その記事を書いてらっしゃった方は北欧のフィンランドで知ったらしいのですが、簡単にまとめてしまうと、


「人と会う時に使うエネルギーの量」


 みたいな感じらしい。


 決してマイナスな意味ではなく、どんなに仲のいい友人と会っても、楽しい場所に行ってもやっぱりエネルギーって使うものです。体調にもよりますし、その場所までの距離でもそういうのってかなり減ってるかも知れない


「今日はパーティーでたくさんの人と会ったからソーシャルバッテリーがかなり減ってしまった」


 みたいに使うそうですが、あって当然なんだ、そう言っていいんだと思ったと筆者の方は思ったそうです。


 私はそのバッテリーが多分かなり少ない方です。たとえば大好きなTMのライブに行く時、朝起きた途端にもう、


「あー今日は大阪まで行くんか、しんどいなあ、寝てたいなあ」


 と思います。あれだけ楽しみにしてチケット取れたことがうれしくて、どんな舞台を見ることができるんだろうとわくわくしても、逆に行く前日には、


「明日の荷物作らないとなあ」


 とか、


「グッズ買うのに何時頃に行けばいいんだろう」


 とか、


「雨降りそうだから雨具の準備も必要だな」

 

 とか、考えるだけでただでさえ少ないバッテリーが激減りしてるのを感じます。


 実際に現場に行き、ライブを見たら一気に充電されて振り切ってしまうんですが、普段が引きこもり気味なもので、たまに外に行くとそうなるのが毎回です。


 だからといって行きたくないわけじゃない。むしろ逆、楽しみで楽しみでどうしようもないほど楽しみなのに、外に出て知ってる人知らない人色んな人とすれ違うだけでどんどんとソーシャルバッテリーが減っていくのを感じるほどです。


「気力と体力が充実してる人が羨ましいなあ」


 と、心の底から思いますが、そういう方でもやっぱり外に出ると擦り切れるんですよね、当然ですが。


 それをフィンランドではそういう形で、


「何かをやったり誰かと触れ合ったら疲れて当然」

 

 と受け止めているらしい。いい考え方だと思います。


 そんな時に、


「今日はバッテリー減ったから、帰ってもう寝るわ」

「そうか、じゃあまたバッテリーいっぱいの時に茶でもしばこう」

「うん、またー」

 

 と言ってさっさと別れて帰宅できる、いいと思います。日本人って、そういう時でも、


「帰りたいって言ったら気分悪いかなあ」


 と考えて、さらに自分の中のバッテリーをすり減らしがちですもんね。


 それから、人と会って疲れたからといっても、一人でのんびり映画館で映画を見ることでリフレッシュできたりもします。そんな時にお誘いを断ったからと罪悪感を持つことなく、


「今日はバッテリー減ってるから誰かとペースを合わせるのしんどい、一人で映画でも見てくるわ」


 と、堂々と言えるのもいいなと思います。


「え、一人で映画行くんだったら私と行ってもよくない?」


 言われた方もそう言わずに、


「そうか、そんじゃまたー」


 と、誰か他の人を誘うか、自分も一人で楽しむとか選択肢が広がればいいと思いますし。


 ですが実際は今の日本ではちょーっと言いにくいかな。なのでこうして私みたいにぼそっとなにかをつぶやいているだけの人からでも、ちょっと広がったらいいのにと思って書いておきます。


 いいじゃない、そういうゆるい考え方してっても。しょうもない外圧につぶされるのは嫌だけど、いいなと思うことはどんどん取り入れてっていいと思う。日本って昔からそういう国でしたよ、うん。


 私は今日は休みなので引きこもって書いたり読んだり家のことしたり、寝て体力充電したり、いつものように過ごします。ソーシャルバッテリーの出番はなしで。そうすることで、ただでさえ少ないバッテリー、ちょっとでも長持ちさせようとする、これも生活の知恵ですな。←ただの無精者の言い訳とも言うが

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ