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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  3月

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台車はハイブリッド

 車検なのでいつもの車屋さんのいつもの整備士さんが車を取りに来てくれました。


 昨日の夕方、連絡があったので駐車場に降りてみたら、


「あれっ、◯◯さん?」


 なんか、すごくいい車が停まっていて、その横によく知ってる整備士さんらしき人影があったんですが、外に出てみたら思った以上に暗かった上に、眼鏡をかけてなかったもので、ぱっと見て分からなかったんです。


 父が私が生まれる前から懇意にしていた車屋さん、今でも続けてお世話になっていて、うちよりもっと西の方に家のある馴染の整備士さんが帰り道に台車と乗り換えて家に帰り、翌日会社に乗って行って車検をしてくれるんです。


 その台車、これまで大抵軽自動車か、もしくはコンパクトカーだったのに、今回は、


「ハイブリッド車」


 のえらく立派なので来たもので、まさかそれが台車だとは思わなかったんですよ。


 夕方の時間で何台も車が入ってきて、邪魔にならないようにうちの車を出したり、その間に台車を入れてもらったりして、なんだか随分と忙しなかったです。


 駐車場に入れてもらったら整備士さんがちょっと呼ぶので行ってみたら、


「エンジンのかけ方がちょっと違うので」


 とのことです。


 あまりに立派なハイブリッド車、これまで運転したことがないのでドキドキしてたら、


「え、これで走るんですか」


 あまりにも音がしない。前の画面に「準備ができた」とマークが出るだけで、いつものぶう~ん、というエンジンなし。


「他は一緒ですから」


 と言われても、こんなりっぱな台車、もしもこすったりしたらどうしよう! なんだか遠慮して運転するのに緊張します。


 うーむ、明日は仕事や買い物や用事に走らないといけないんだが、なんとなくもう一日休みたいような気持ちになっています。


 でもまあ、ハイブリッド車なんて運転する機会、まだまだ全然ないだろうし、せっかくだから走らせてもらおう。


 今回車検を通ったら、あと2年は父の大事な車、現役で走ることができます。元気で帰ってこいよ~

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