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魔導奏者サグル百一話お前の記憶、覗かせてもらうぞ!
「イグニッションカノン!」
真司が索の弾丸を避けアームユニットから弾丸を発射する。
何度か魔弾が出るが真司の攻撃は当たらない。
「くっ、どうなっている!」
真司が当たらない弾丸に口を歪ませる。
「当たらねえよ、俺には全てが見えてるからな!」
索が勝ち誇る。
「 潜縷と同じ検索能力か」
真司が攻撃が当たらない理由に気づく。見た目が同じなら能力も同じと見るのも当然である。
「ならば!」
真司は手から光の触手を何本も伸ばした。
「だから当たらねえって言ってるだろ!」
索が叫ぶ。
「いいや当たるぞ!」
真司は触手に加えて魔弾を撃つ。
「うわっ」
索は避けきれず魔弾を受けてしまう。
「ふん、当然だ。いくら見切っていても攻撃が当たらないという道理はない」
真司は冷静に言い放つと触手を伸ばした。
「うっ、これは………記憶閲覧能力か………」
触手を頭に入れられた索が呻く。
「お前の記憶、覗かせてもらうぞ!」
真司が叫び索の記憶を覗く。




