タイムトラベラースバル〜ラプラスの悪魔〜

今この世の中を過去の人達に伝えたら本当に信じてもらえるのだろうか？
恐らく信じてもらえないだろう。

いつも通り高校生活を送っていた藤田昴流。
彼女の村上奈美と、帰っていた頃、突如「ラプラス」と名乗る全身黒一色の男に、昴流と話がしたいと言われ、路地裏に連れて行かれた。
そしてその「ラプラス」という男は、いわゆるタイムトラベラーらしく、人類が誕生した時代から今日から何千年、何万年先のことも知っているというのだ。
そして、ある機械2つを渡され、それと同時に、彼が生まれた2006年に飛ばされたのだ。
そしてその機械というのは、過去や未来に飛ばされるものであり、もうひとつは時空を超えて連絡が出来るいわゆる電話のようなものだった。
たまに現代(2023年)に戻れるというのだが、わけも知らされることもなく、彼の2006年での生活がスタートすることとなる。