18話
「いやー暁さんのおかげで早めに終えることができて良かったですよー」
「私は何も役に立ってないと思いますけど、まあ良かったですね」
「そうですよー。あ、せっかく学校まで来ましたし、帰りにどこか寄ります?」
「あ、そうですね…確かここら辺にスーパーありましたよね?」
「ええ、ありますよ」
「ならそこで夕飯…昼食も一緒に買っちゃいましょうか」
「お、良いですねー!じゃあスーパーに行きますか!」
「はい、如月先生は何か食べたいものとかありますか?」
「んー、私はなんでもいいですよー」
「分かりました。私は霞さん達に昼食と夕飯何が良いか聞いてみますね」
そういってスマホを手元にとり、いつのまに作ってたのかグループでチャットを送る。
すぐに既読が付き、「何が良いか聞いてみるわ」と蓬が返信する。
「どうやら話し合ってるらしいので、私達は向こうでアイスとか見ておきますか?」
「お、本格的に暑くなってきましたし、いっぱい買っちゃいましょうか!」
「そうですね。そういえば7月も終わりに近づいてるんですね、今年もどこか行くのかなぁ」
「ん?今年もってことは、去年はどこ行ったんですか?」
「去年は…東京ディ○ニーリゾートに行きましたね、贅沢に2泊3日で」
「2泊3日!?どこのホテル泊まったんですか?」
「それが、リゾート内にあるホテルで…」
「えぇぇぇぇぇ!?あそこってかなり高くないですか!?」
「そうなんですけどね、私の親、霞さんのお父さんが経営してる会社で働いてるので…何も言ってないのに『今年は中学生最後の夏休みなんだから、蓬ちゃんと千夜ちゃん誘って何処か泊まりに行きなよー』ってかなりの金額振り込んでて…」
「ああー、なるほどー…」
「まあせっかく親がそう言ってくれるなら行こうかって話になって、結果的にリゾートへ」
「良いですねー。あ、着きましたよ」
学校との距離が近いという事もあり、5分ほどでスーパーに着く。
雪風はスマホを見るが、まだ返信がないことからかなり白熱した話し合いが行われてるらしいなと苦笑する。
「まだ返信来てないので、アイス見ながら待ちましょうか」
「了解です!」
雪風と如月先生は冷房の効いたスーパーの店内でアイスを見ながら、蓬達からの返信を待つのだった。




