1/54
プロローグ 二冊目の旅日記
…………
ハハッ そんな顔をするな。僕はずっと忘れられたかったんだ。ようやく叶って、本望さ
うん? 俺が一生忘れてやらないだって…相も変わらずおかしなやつだよ
思えば、初めて会った時からそうだった。君はいつも意味のない事ばかりする
でも…悪くはないね。なに、いまさら数十年増えたところで変わらないさ。
それじゃあ頼んだよ
ーーきっと、君が忘れるその日まで
久遠の彼方より
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
一冊目はどこから始まったのだろう?この世に生まれた瞬間か、あるいは全てを失ったあの時か




