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桜餅
年がら年中スーパー等で売っているけれど、春先になるとなぜか途端にとても魅力的に見えてくる…薄桃色の和菓子。
そう、それは桜餅!
あの独特の風味、しょっぱい葉っぱ、あんこの甘味。
もち米の粒々食感がたまらない。
つまみ上げた指先にこびり付く、貴方の柔肌。
ガッツリ貼りつく緑の葉をもぐ時、恐悦至極に打ち震える。
そっと咀嚼すれば、瞬く間に香りが広がって…、脳内で満開のソメイヨシノが花吹雪となり、舞い踊る。
これほどまでに見事な光景を与えてくれる食べ物は…まず見当たらない。
何度、貴方に救われた事だろう。
何度、貴方に救いを求めただろう。
…ありがとう、桜餅。
願わくば、永遠に…私と共に。
あ、長命寺もぼちぼち食べるね~!




