設定資料
※本編読了後の閲覧を推奨します。物語の核心に関わる内容を含みます。
登場人物
エレオノール・ド・ブルゴーニュ
ブルゴーニュを治める家の公爵令嬢
ルシアン・ド・フォンテーヌ
ブルゴーニュ東部の警備をしている家の伯爵の嫡男
フィリップ・ド・ブルゴーニュ
ブルゴーニュ領を治める公爵
ロベール・ド・フォンテーヌ
ブルゴーニュ領東部を警備している伯爵
セシリア・ド・フォンテーヌ
ブルゴーニュ領の南隣、フォンテーヌ領を治める公爵家の令嬢。フォンテーヌ伯爵家は分家で、こちらが本家にあたる。
ロレンツォ・ディ・サンティ
サヴォイア公国の宰相
ルグラン・マルリーニ
サヴォイア公国西側国境を統べる警備隊長
マノン・デュラン
フォンテーヌ伯爵家直属の諜報員
ヴィットーリオ・アメデーオ・ディ・サヴォイア
西にフランス、北にスイス、東にオーストリア、南にイタリアに囲まれた、サヴォイア公国の公世子。
オーストリア、イギリスとは和平条約を結んでいる。
時代背景
サヴォイア公国が、18世紀まで残っていたら……というifの世界。
サヴォイア公国は、もともとフランスの東~南東側に位置する勢力だったが、後にサルディーニャ王国となる。
18世紀初頭にはフランスとサルディーニャ王国の関係が悪化し、フランス軍がサヴォイアを占領するなど、両者は軍事的にも対立していた。
さらにフランス軍の史料には、「サヴォイアからフランシュ=コンテへの通路」についての記録まで残っている。
設定資料
サヴォイア公国とフランス王家の関係が悪化している。
サヴォイア側は軍事侵攻だけではフランス東部ブルゴーニュを突破できない。
そこでフランシュ=コンテ、サン・ジェルヴェ周辺の商人・貴族・一部役人を買収し、ブルゴーニュの内部へ工作網を作る。
フランシュ・コンテ方面の異変をフォンテーヌ伯爵が察知するが証拠が足りない。
そこでルシアンは、オーストリアの背信情報を盾に、両国の和平と、自分の婚約者である令嬢をサヴォイア側へ嫁がせることを立案。
表向きは「伯爵嫡男が令嬢を捨て、敵国の公世子へ婚約させた」。
実際には、公世子との婚約時点で令嬢自身も作戦を承知していた。
令嬢がサン・ジェルヴェからも内部工作員が侵入しているとルシアンに知らせる。
ルシアンは挟撃されていることを知り、フランス反勢力抑圧と内偵の対策をする。
令嬢が公世子に、ブルゴーニュへ潜入工作を誰かが指示していることを伝え、処断させる。
フランス国内で王権への反発や地方貴族間の対立が発生
ブルゴーニュ領の一部貴族がフランス反勢力として中央政府から距離を取る
その一派がサヴォイア側と秘密裏に接触
サヴォイア側が「フランシュ=コンテの通行・補給権」を得ようとすると同時に、サン・ジェルヴェ方面からブルゴーニュへの侵入経路を確保する。
宰相が指揮を取り、ブルゴーニュ内部侵攻の手筈が整ったら軍事侵攻し、内側と外側の双方からブルゴーニュ領を攻撃する手筈だった。
しかし、ブルゴーニュ公爵家とサヴォイア公国の婚約によって、ブルゴーニュが敵ではなく和平の対象になってしまったため、国境の軍備を増援し、内部侵攻を早める作戦を進めた。
史実として
1750年、サルディーニャ王国のヴィットーリオ・アメデーオ3世(作中の、ヴィットーリオ・アメデーオ・ディ・サヴォイア)はスペイン王女のマリア・アントニアと結婚する。
天秤の紋章 メルシエ家について
メルシエ家は、フランス民でありながら、商人という立場をうまく利用し、サヴォイア公国の宰相から特命を受け、内通者を送り込んでいた。
なので、正確にはメルシエ家自体は悪ではない。ただ、金額に合う仕事をしていただけ。
オーストリア内部事情
サヴォイア公国がフランスに内部侵攻しているとの情報を入手
フランスとオーストリアは敵対関係の為、オーストリア側がサヴォイア公国へまず侵攻し、自国領土とすることでフランス侵攻の足がかりとし、和平国イギリスとフランスへの挟撃を画策していた。
石言葉、花言葉について
アメジスト 真実の愛
赤色のダリア 華麗
ハナズオウ 裏切り、不信
赤色のラナンキュラス あなたは魅力
エレオノールが婚約披露の場で着用していたのは、赤色のダリアとハナズオウの髪飾り
ヴィットーリオに対する、華麗なる裏切りという意味
婚約破棄された公爵令嬢〜実は誰よりも深く愛されてました〜
設定資料になります。
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