↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
右も左も魔女ばかり ~離島の魔法特区にある高専に入学した僕の想定外な日々~  作者: 於田縫紀
第6章 魔女と旅行 ~恋人は魔女?~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
128/184

第127話 寿司と海鮮と甘味とガラス工芸と……

 朝食バイキングというのは、良くないシステムだ。

 僕1人の個人旅行なら大いに満喫することだろう。

 しかし今回の社員旅行? には、問題児が何人もいる。

 あればあるだけ欲望のままに食べる問題児が。


 チェックアウトの限界時間である10時まで粘ったのは、そのせいだ。

 ただおかげで僕も温泉でのんびりとさせて貰った。


 うん、この宿はなかなかいい。

 昨日の宿と比べ、温泉が混浴でないところとか。

 当たり前かもしれないけれど、世の中には当たり前ではないこともあるのだから。


 なんて冗談か本音かはともかく、風呂も広くて色々趣向を凝らしてあって快適だった。

 そして温泉で復活した由香里大先輩が運転席に座り、次の移動が始まる。


「今回は直接小樽へと向かいます。なお、このバスは駐車場に午後6時まで停車している予定です。その頃帰られる方はバスへ、それと異なる方は各自で宿まで移動をお願いします。

 宿の方は既に名簿を提出してお金も払っているので、うちの会社名を言えば鍵を渡してくれる事になっています。なお宿は朝食以外は用意していません。各自買うなり食べて帰る等してください」


 例によって沙知先輩がそんなアナウンスをする。

 そして横から典明が。


「愛希先輩、今回もご一緒していいですか」


「うん、いいけれど、観光より食べ物中心になるよ」


「大丈夫、典明もそうです」


 あ、美雨先輩がそんな事を言っている。

 確かに典明も喰意地が張っているな。


「じゃあ一緒に行こうぜ」


「宜しくお願いします」


 またも自動的にダブルデート形式になった。

 僕の意見は全く聞かれないまま。

 まあ別に不満は無いけれど。


 ◇◇◇


 ケーキを食べて、寿司を食べ。

 さつま揚げを食べ海鮮丼も食べ。

 更にアイスを食べながら……


 そんな感じで食べ歩き、一応ガラス屋さんも観光して、そして色々買いあさって無事バスに乗り本日の宿へ。

 バスの中で修先輩が俺達以上の大荷物を持っていたのが気になった。

 修先輩は魔女達と比べると比較的常識人だけど、何の荷物だろうか。


 そして宿には先客がいた。

 ジェニー先輩、ソフィー先輩、ロビー先輩の北米組と風遊美先輩だだ。

 そしてジェニー先輩とソフィー先輩は、布団を敷いて伸びている。


「すみません風遊美さん」


 修先輩が頭を下げながら風遊美先輩の方へ。

 そして荷物から色々と取り出す。


「回れなかった分の差し入れです」


 ルタオの箱、北菓楼の箱、ワイン3本、ハスカップの炭酸飲料ペットボトル、そして持ち帰りの寿司セットが5パック。


「状態は?」


「本人の申告通り、食べ過ぎですね」


 話を聞いていると、大体の状況は理解できた。

 要は北米グループ、俺達以上の食べ歩きを決行して動けなくなったらしい。


 仕方なくロビー先輩が修先輩にヘルプの連絡。

 修先輩は万一の事も考え医療魔法が使える風遊美先輩に頼み、一同を宿に連れてきてもらった訳だ。

 そして……


「ん、食べ物の匂いれす」


 倒れていたジェニー先輩、そしてソフィー先輩がふらふらと復活する。

 どれだけ喰意地が張っているんですか、先輩方は。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。