おまけ:挿絵イメージ
女の子に対する暴力表現があります。また、おとなしめですが女性性を想起させる表現があります。苦手な方はご注意ください。
執筆にあたり、魔界四天王のイメージを固めるためにスマホアプリ『カスタムキャスト』(https://customcast.jp/)を用いて3Dモデルのキャラを試作しています。
以下、そのスクリーンショット及び加工画像を表紙、および挿絵として掲載しておきます。
あくまでの筆者のイメージです。ご了承ください。
■表紙イメージ風加工画像
■追放編
うっすらと桃色のウェーブがかった髪をなびかせ、夢魔の翼を揺らしながら、常夜の魔界とは縁遠い陽の光、それを思い起こさせる健康的な肢体を惜しみなくあらわにしたコスチュームで玉座の前をくるくると舞う彼女、亜人も魔獣も闇の住人も、そのすべてが魅了され喝采する。
だが彼女こそが魔界四天王の最後の一人、魔界最魅の女幹部なのだ。
■誘惑編
鍛え上げられたその全身のシルエットを惜しげもなく露わにする薄布の寝間着。牛魔の長たるトゥーリの見事な胸元、たわわに実る豊満の双母が世界王の額に体温を伝えてくる。
豪奢な天蓋付きの寝台に横たわるようにして天井を見上げる世界王の頭部を、トゥーリはその鍛え上げられ天然のクッションと化した太ももの上に抱いていた。
くるりと、ヴォルフがその身を翻し、座っていた世界王を花園に押し倒した。
「足りないよ。あんなの」
ヴォルフのすらりとした両脚が世界王をまたぎ、その下腹部が世界王のへその辺りに初々しい重みとなって圧し掛かってくる。
「これこれ主様よ。動くでない」
イブ=ラスティンがその小ぶりなお尻をぐいぐいと世界王のへその下に押し付けてくる。幼さの残るふくらみにはしかし温もりはなく、ひんやりとした感触だけを伝えてくる。
■土下座編
吹き抜ける乾いた風が、ルナローズのウェーブのかかった桃色の髪をなびかせる。魔界城にいた頃の彼女とは違い、その髪は乾き切ってぼさぼさで、あの明るい魔界アイドルの面影はそこになかった。