終活しているんですけど物が増えました。
ここ数年終活と称して物をだいぶ減らしました。
具体的に言えば本箱三つ処分して本1500冊ほどをブックオフに売り飛ばして(始めたときは1200冊ほどだったんですけど、その後300冊ほど処分)、衣装ケース10個とタンス一つ片付けました。
もちろん中身も捨てましたよ。
それから寝具を片付けて、真綿の布団は打ち直して孫たちが独り立ちした時に持って行きました。
もっと軽くて手入れのしやすい寝具があるのにこれが良いと言われたときは、ちょっと考えたな。
うちに残したのは私の寝具だけでした。
子どもたちはそれぞれ家がありますし、うちに泊まる事なんてほとんどなかったんですからいいやと処分処分。
ここ数年で孫が二人増えました。娘たちが一人づつ産んだのです。
その為産後を家で過ごすことになったので、布団を用意し~のベビー布団を作り直し~の赤ちゃんグッズが増えました。
今はちびーずのおもちゃが散乱しています。
もちろんおもちゃだけでなく、紙おむつや着替えなどを入れたかごなども用意したり作ったりしました。
それと昨年の二月から高齢者を一人預かっています。
ホームで問題を起こして放り出されたため、次の受け入れ先が決まるまでと言うことでしたが、近隣のホームでも話題になっているようでなかなか受け入れ先が見つからず既に18カ月。
この高齢者は身一つでうちに来たのですが、そのための寝具や着替えなど色々と揃えることになりました。
高齢者用の食器やおむつその他など結構細々と物が増えています。
昨年夏に豪雨のため近隣の河川が警戒水域を超えたため避難指示が出ましたが、この高齢者が動かない。
家で楽しているうちに足が弱くなったんですね。本当に歩けないんです。
杖をついても歩ける距離は100mもないので避難はあきらめました。
死んだらそれまでって。
しかしながら昨今の地震のこともあって、高齢者は避難所まで歩けないことがわかったので、家での避難生活を考えて備蓄を始めました。
わたしは一年かけて家の中を片付けて物を減らしたのに何で今更増やしているんだと自己嫌悪に陥っています。
片付けたから物が入るスペースができているとも言えますが。
南海トラフ大地震の注意報も出ている現在ですが、終活と備蓄って矛盾していないかと思う今日この頃です。




