表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラッキー・クローバーの自分探し。  作者: 蒼乃川 水人
イースラル(王都)。
35/98

31・宰相閣下。

 予想するべきだったね。

ガイ様が橋を造った責任を取ってくれるとおっしゃった時に。

到着して一週間の間に関係各所に話を通してオレの魔法の

ほとんどはバラされていた。


まあ、自分で臨時の橋を造りたいって言っちゃったんだもんなぁ。


橋はそのまま使われることになったそうだ。

新しく架ける予算は無いということで。

ホントは予備費があるらしいんだけど使わないで済むならオッケーにしちゃえ! 

ということらしい。


ガイ様は一応叱られたらしいけど形だけだと言う。

道が使えなくなったら王都も困るということだそうだ。

叱られた後で感謝されたというから大した問題にはならなかった。


でも魔法で橋を架けちゃったのは注目されたようだ。

魔法使いは不足している。神官も。

ソイツは皆に魔法を発動させる名人だとガイ様が報告したので

連れてこい! となったんだそうだ。


で、オレは今王城の広間に居る。

目の前のオッサンはどーやら宰相閣下であらせられるらしい。

名乗りもせずに用事だけ言われても困るんだけど。


「魔法を発動させる良い方法を知ってるそうだな。

実演してみてほしい。ココは魔法使いが不足している。

神殿と協力して学校を造る事になってはいるのだが

各地の神殿で試しに行わせている講習会での成績は

とても良いとは言い難い状況だ。

なんとかできるならぜひとも教えてほしい」


アナタ様は魔法が使えますか? 


「いや、私はできない。一族でできたものは少ないんだ。

騎士の家系のせいかもしれないな」


騎士の方は魔力が少なめの方が多いみたいですね。

でも手品程度でも発動できる方は多いです。

今までお教えした方のほとんどはできました。


アナタが試してみられるなら他の方にもお教えしてもいいですよ。


「私にもできると?」


攻撃魔法にはかなりの魔力が必要ですが初級で飲み水とか

火種くらいの炎とかなら大抵の人はできます。


ということで宰相閣下もオレの生徒になりましたぁ。

やっぱり魔力は少ない方なので手品だね。

なので元は騎士をされてたそうなので身体強化を試した。


やっぱりコッチのほうが向いてるようです。

あっという間にマスターしてしまうのはスゴイです。


「若いころにできていれば宰相なんぞを押し付けられずに

将軍にでもなれてたかもなぁ。

いや、今更だがな。


コレは広めても構わないかね?」


別に秘密にしてる訳じゃあありません。

ガイ様の領地の神殿でも教えましたし護衛の騎士さんや

兵士さん達にも教えました。

発動できたからといって攻撃魔法や回復魔法を全員ができる訳でもないです。


それなりの威力を発揮するにはやっぱり訓練は必須です。

どんな魔法に相性が良いかは使っていればすぐに分かりますけどね。


ということで翌日からまずは神殿の神官さん達と神官候補の方たちに

発動方法の指南をすることに。

各地で講習会をしてるのでやり方をマスターしたらソコに

派遣することになるそうだ。

要するに先生養成講座だね。


報酬は召喚者に関する情報ということになった。

サトーさんは召喚されている。

オレが召喚されたかどうかはわからないけど召喚された可能性はかなり高い。


さて、なにか分かるといいんだけどなぁ。

 困ったなぁ。戦闘シーンが出て来ないよ。

いやその……苦手なんですけどね。

それにクローバー君魔法に特化しててちっとも武器を

使わないんだよねぇ。


スキルにいろいろ入ってたのにねぇ。

まあ、平和な王都です。戦闘シーンは必要無いよね、無いよね。


無いといいんだけど……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ