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27・野営の夜。

 ご令嬢の護衛のリーダーさんはビルさんと言うそうだ。

彼は領主のガイ様の護衛さん達とも知り合いで

仲もよさそうだ。


ガイ様の護衛の隊長さんはバールさん。

ビルさんから身体強化の魔法について聞いたそうで

自分達にも教えてほしいと言ってきた。


あー……そういえばこの人たちには教えてなかったね。

ということで野営の夜に講習会を開催。

兵士さんや騎士さんは魔力が少なめの人が多いね。

でも初級の魔法はなんとか発動。

回復魔法のできる人もいた。

神殿関係者や子供達ほどの威力は無かったけど。


う~ん、難しいところだね。

応急手当とか病気の症状を緩和させるくらいかなぁ? 

訓練を続けても神官さんたちほどには多分ならないだろう。


そう言ったんだけどその兵士さんは

「別に神官になりたいんじゃあないから気にしないよ。

コレってできるともしかして二日酔いとか治せるのかな?」


あー、それくらいなら軽いでしょう。

練習を続ければ多少は威力は上がります。

でも、回復薬とかのほうが効くでしょうからあんまり

頼りにしすぎないほうがいいかもしれません。


「ハハハ、、回復薬分がタダでできるんなら儲けものだね。

まあ、身体強化もできたからありがたいよ。

ケガが死活問題だったりするからなぁ」


回復魔法ができたのはこの人だけだった。

神殿にいた神官候補さんや子供たちはやっぱり才能の

ありそうな人達が集まってたから半分くらいができたのかも。


威力があまりなくても初級魔法を喜んだ人もいた。

隊長のバールさんは戦争の時に水で苦労したそうだ。

水魔法で飲み水程度がだせるようになったので

「あの時コレができてればなぁ……」と言った。


魔法で出した水は実はあまり美味しくない。

ミネラル分とかはほとんど含まれていないからだろうと思う。

ちょっぴり手持ちの塩を加えてみたんだけどそのほうが

飲みやすい気がしたね。


攻撃魔法と言えるほどの威力の出せる人はいなかった。

でも、ちょっとでもできるというのは自信になったようだ。

帰ったら子供に教えてみようか……なんて言ってる人もいた。

ハハハ、親より才能があったらどう思うんだろう。


兵士さんや騎士さんはやっぱり身体強化が向いてるね。

コッチの方が重要だと言う人が多かった。

そりゃあそうだよね。攻撃力と防御力が上がるんだもの。

ダートの街のロブさんもケガが減るのが嬉しいって言ってたっけ。


ちょっと試したいと皆で軽く打ち合っていたらガイ様が

音を聞きつけて来てしまった。

五月蠅くしてゴメンナサイです。


夜中にまで訓練をしなくてもいい! と怒られましたぁ。

まあ、覚えたことは試してみたくなるのが男の子だよね。

身体強化の魔法のことはガイ様も知ってはいてもできないことだったそうだ。

結局ガイ様にも初級魔法と身体強化を伝授することに。


なんだか生徒が増えていく気がするんですけど。


そう思ってたらまた増えた。

ご令嬢にも初級魔法を教えてほしいそうだ。

う~ん、ご令嬢はそんなものは必要の無い方だと思うんですけどねぇ。

 ハハハ……生徒がどんどん増殖していきますねぇ。

やっぱり異世界は魔法は必須ですからね。

たとえちょっとでも使いたいできるようになりたいって

人は多いってことですね。


静かなはずの野営の夜を騒がしくしちゃうクローバー君。

意外とメーワクなヤツになっちゃってるのかも~~

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