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恋乙女の鬼ごっこ2
恋乙女の姿が半透明になり、やがて透明になって消える。
やがて姿全てが消えると、奥には位通路が続いていた。
恋乙女…、彼女は本当に恋乙女なのだろうか?
彼女は、何者なのだろうか?
彼女の言う“鬼”というのは何なのだろうか?
尽きぬ疑問ばかりが沸いてくる…。
「!」
ソノ時だった。
ラシュフェーニカは後方頭上部より“気配”を感じ、ソノ場を飛び退いた。
ドゴン!!と大きな音を立てて、ソコには大きく拳を振るった“鬼”と書かれた布を頭上からひっ下げた巨大な機械が居た。
──…コレが、……鬼、というのでしょうか…?
「ワ、ワレ…、鬼…、シ、シシャノシシャ……。
オ、オマエ……、鬼ノトコ…、ツレテ…ク……」
──鬼本体ではないようですわね




