59/136
《【道】ノ格入》 14
今まで何人もの者が受けてきた…。
その中でも特に有名なのが、在位六年で失われた第七代目──天空ノ巫女、わずか在位三ヶ月で失われた第十二代目《水ノ宮》、
そして…、現《星ノ人格者》の、前補佐と…、
現《凛浄》管理長の子…。
コノ四人は、 《【道】ノ格入》 から堕ち、地位を失い、各々様々な理由から命を失った…。
特に、現《星ノ人格者》の前補佐の件と、試練の途中行方不明となってしまった現《凛浄》管理長の子は…、時がそれ程経ってないから皆の記憶にも新しい…。
………李来 天蘭と、グレイシア・ハイドランジアじゃ…」
「…っ」
老婆の言葉に、その静かに告げられた名前に、幼い幼い小さな娘は、驚いて茶色い翼を震わせて思わず手で口を覆った。
青く大きな瞳は、大きく大きく見開かれていた。
ソノ表情は、…蒼白だった。




