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巡りと試練と廻り 2
「お久しぶりですね、十八代目《火ノ宮》よ。
貴女が訪れることはコノ母なる惑星──ソエユと、あまねく生命、
そして尊く愛おしい神々から全て聴いていました。
お待ちしておりました」
地を流れる川のように、
長い長い青い髪を持つ女性が、そう、たおやかにしとやかに言った。
対照的な…、燃ゆる炎ノ鳥ような風に靡き広がる髪を持つ少女──ラシュフェーニカの綺麗な澄んだ菫色の瞳を見つめながら。
ラシュフェーニカは《星ノ人格者》のアメジスト色の静かな目を見つめ、彼女の言葉が終わると、そっと…、膝を折ろうとした。
ソレを止めたのは、テオラーダの慌てた声だった。
「待って…っ!」
《星ノ人格者》と呼ばれる女性が手を伸ばして、柔らかく止める。




