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死者ノ参列で舞い そして出会ふ7
「あっはっはっ!!
よっぽど死王閻魔の第一印象が悪かったんだね!
僕には“様”が付いたよ!!」
「いっ、いえそういうわけでは…っ!!」
「いいよいいよ、僕のことも様付け無しで呼んでくれるかい?
青鈴って。
その方が嬉しいし。
さて、
いかにも。
僕の名は羽城 青鈴。
コノ魔柱花泉気の魔導士──魂を運ぶ者さ!」
青鈴が杖をタン!と地面に突き、鈴のリン!とした音が鳴る。
「さぁ、聴こうか!
竜ノ姫──ラシュフェーニカ・ヴェアトリーチェ・ムーランカ。
ついでに君の、“恋の悩み”も…」
「ひえっ」
「あっははははははははは!!」
青鈴の言葉に想わずラシュフェーニカはドキッとしてしまい、持っていた提灯で顔を隠した。
初々しいソレに青鈴が想わず大きく笑う。
ソノ人は優雅に笑う。
ソノ人は豪快に笑う。
だけどどこか、ソノ姿のどこかが明に似ていた。
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