表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
迷宮に囚われた男  作者: 火川蓮
第七章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/69

chapter55 人間兵器

アイテムボックスを開き、鉄の腕輪を取り出した。

それを見た瞬間――みんなの表情が曇る。

ぼくの腕にくっついている雫さんが、わずかに力を込めたのが伝わった。


「みなさんも、わかってる通り、これは騎士たちが持っていた隷属の腕輪です」


「なんでお前がそんなの持ってんだよ」


犀田さんが不愉快そうに言い、みんなの表情がさらに暗くなる。


「雫さんに嵌められていたので外しただけですよ」


「は?」


ぼくがそう答えると、犀田さんが意味わからんとばかりにとぼけた声を上げる。


「外した?」


「雫?」


「だれ?」


周囲にどよめきが広がる。


「この腕輪は呪具なので解呪の魔法で外せたんです」 


ぼくがそう言うと、空気が緩んだような気がした。


「解呪の魔法?」


「そんな方法が……」


「安心しないでください。

これは一時的なものであって、原因が解決したわけではありません。

そもそもぼくがこの腕輪を嵌められたら、解呪すらできなくなります。

この国にいる以上――安心はできません」


そう言うと、部屋の雰囲気が再び、引き締まった。


「召喚者は強い力を持つ傾向があるため、従順な“人間兵器”として扱いたいのでしょう。

隷属の腕輪を使えば、意のままですからね」


そう言って締めくくった。

読んでくれた方ありがとうございます

誤字、脱字などの不自然な文章があれば、指摘お願いします

他の作品も読んでくれたら、嬉しいです

面白いと感じたら、評価やブックマークお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ