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chapter37 教育係の騎士たち
朝食を終え、支給品を受け取り装備を整えた。
次に何をするのかと思っていると、金髪の騎士の声が響いた。
「これから君たちには、魔物と戦ってもらう。
だが、いきなりは無理だろう。
そこで、教育係となる騎士を付ける。仲良くしてほしい」
騎士か…。
ぼくには“監視”のように思えるが――そんなことを考えていると、目の前に男女二人の騎士が現れた。
「お前たちの教育係を任された、ノア・アダムズだ」
男が名乗るその声は、軽薄で吐き気がするほど自己顕示欲に満ちていた。
「同じく、アルタ・ノイトよ。よろしくね」
女も続けた。声は柔らかいが、どこか計算された笑みが滲んでいる。
男は女性陣を舐めるように見つめ、下賤な笑みを隠そうともしなかった。
胸の奥がざわつき、全身に鳥肌が立つような不快感が一瞬で広がった。
やはり、この国はろくでもない。
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