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中目黒ゴースト  作者: たま


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店じまい

卓球バーの移転は着々と進む。

長谷部くんと希美ちゃんの自分達の店の夢が(仮)で叶う。

「駅から遠いし〜プロレスバーも閑古鳥だったからね〜甘くはないわよ!」オーナーが注意する。

が、プロレスバーはオーナーがすぐ男の身体を触ろうとするし料理も不味かったと行った客から聞いた。

目黒のステーキハウスが繁盛してるのはプロレス同好会の後輩達が店を切り盛りしてくれてるからだと聞いた。

オーナーは人に任せた店が繁盛するのだ。

ので味が確かな希美ちゃんと客あしらいの上手い長谷部くん同棲カップルなら大丈夫だろう。話を聞いた日立さんも移転の手伝いに来てくれた。

「良かったです〜もうドキドキしながら卓球しなくて良いし。変な方へ飛んだらとハラハラしてたんで。」エンジニアだけあって細かい事が気になるのだろう。

「ガスはすぐ引火するんで、本当に気をつけないとダメなんですよ。」引っ越し作業を手伝いながら言う。

「オーナーがメキシコ行くのはいつなんですか?」と日立さんがオーナーに聞く。

「来月って言ってたけど今月にしたわ。もう、ココ畳むしね。梅さんは、保護者とモメたみたいで保育園もう辞めたのよ。

ほら、あの人、すぐ顔と口に出ちゃうでしょ?

微妙に迎えが遅い保護者に追加料金を払うべきだと言っちゃったらしくて。

あの性格が災いして婚活もダメなのよね〜

でも昔なら商いやってる家にはあれくらいの人が良かったんだけどね〜」オーナーが残念がる。

「フフッ、お二人らしいですね。僕、お見送りに行きますよ〜」日立さんが苦笑する。

「僕も会社辞めようかな?」ボソッと話す。

「どうしました?」鬼丸が聞き逃さなかった。

「いや〜何か年末のボーナスがね、去年より下がったんですよ。売り上げは確かに悪いですけどね。

ベースアップしてるご時世でこれはないなと皆で話してるんですよ。」日立さんも不満なようだ。

鬼丸と潤で顔を見合わす。

やはり経営が上手く行ってないのだろう。

「人が人を殺す理由は、ほぼほぼ金なんだよ。借りた金返さないから。返せとうるさいからとかね。

簡単にね、殺すの。

悲しいけど、それが人間なんだよ。

だから白蘭にも気をつけろと言ったんだ。

金に困ってる奴は簡単に人を殺す。」鬼丸は東京の殺人事件最前線でそれを嫌と言うほど見てきた奴なのだ。

「やってるな。ランチ終わったから手伝うよ。」要とカレー仲間も手伝いに来た。

鬼丸は池袋の件で白蘭から信用を買い、要さん達を手下にしたなあ〜と潤は感心する。

「あの人達は?」細かい日立さんがおびえている。「近くのカレー屋さん達ですよ。同じ飲食業なので手伝いに来てくれたんですよ。」潤が適当に話す。

「あ〜だから、なんか見覚えあるのか。」日立さんはホッとしたようだ。丸1日で移転は済んだ。

防犯カメラは鬼丸が自前で買い、探偵事務所のお客様にプレゼントなんだと勝手に付けた。

これで当日待ち伏せしなくても動きがあればすぐ来れる。探偵事務所にモニターも設置した。

本当に片付け以外は何でも出来る鬼丸なのだ。


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