表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/28

窓際族

「見て、窓際族がいるわよ」

 同期入社の女性社員が、会社の裏を指差した。

 見ると、窓際族が集まって喫煙をしていた。

 窓際族は全員、左半身の色の白さとは裏腹に、右半身は真っ黒に日焼けしていた。

 彼らのデスクの右側に窓があるのは、想像に難くなかった。

「あそこまで綺麗なツートンカラーになるって、相当な窓際族ね。…あっ、あのコントラストが一番はっきりしてるのが、窓際族の族長よ」

 同期のその声が聞こえたのか、族長はこちらを見た。そして達観した様に優しく微笑んだ。

 その微笑みは、働き通しの私達への哀れみの様にも、物質社会への警告の様にも見えたのだった。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ