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夢のキャンバス
薄いピンクの屋根の家 彼女はひとり暮らしてる
風吹く白いテラスには 白いイスと白いテーブル
床に散らばる色とりどりの絵の具
薄いピンクの水入れに 使い古された数々の筆
彼女は白いキャンバスにいつも夢を描いてた
彼女の描いた夢の中 僕はいつも旅をした
風を感じ 音を聞き 季節を知った
どこへでもつれて行ってくれる
彼女の絵が僕は何より好きだった
彼女の夢のキャンバスは 次はどこへ行くのだろう
薄いピンクの屋根の家 ここに彼女はもういない
彼女がいなくなってから 少し寂れたテラスには
白いイスと白いテーブル 寂しそうに置かれてる
瞳を閉じれば蘇る あの懐かしい後ろ姿
今もどこかで夢を描き 多くの人が旅をする
彼女の夢のキャンバスは 今はどこにいるのだろう




