姉妹で冒険者をして行きます!!
【ユイラside】
〈ユエル〉 「おねぇちゃん、おてていたいよぉ、、、ねぇ?いたいって、はなして、ねぇ、、、ねぇってばぁ、、、」グス
〈ユイラ〉 「ユエル我慢して、もう少し、、、もう少しだから、、、」
私は今、妹の手を強く握り締め村から逃げている。何故逃げているのかと問われれば、そうしなければ成らないから。何処へ往くのかと聞かれれば、ここという場所はない。ただ、あの村に居続ければ、その先にユエルが笑顔で居られる未来が無い、それを私は知っている。
〈ユイラ〉 (ユエルは、私が守る、、、絶対に……!!)
私がそう心に誓っていた直後に、おかしな格好をした『人』が私たちに話しかけてきた。
〈???〉 「そっこのお嬢ちゃんら、こ〜んな所で何しとるんや?迷子か?それとも迷子?又は迷子?はたまた迷子?やっぱり迷子?そんでもって迷子?あるいは、、、」
、、、これはどれだけ私たちを迷子に仕立てたいんだ?馬鹿にしているのか、、、?いや、そもそもこれは元からこうであったな、、、初めて会った時もこんな感じであったのを私は覚えている。
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【ユエルside】
〈ユエル〉 「おねぇちゃん、おてていたいよぉ、、、ねぇ?いたいって、はなして、ねぇ、、、ねぇってばぁ、、、」グス
痛いから、やさしく握ってって、そんな気持ちで私はおねぇちゃんにおねがいした、、、
〈ユイラ〉 「ユエル我慢して、もう少し、、、もう少しだから、、、」
っと、おねぇちゃんは言った、何度も何度も、村から離れるために、あの時はなんでこんな事をするのか分からなかった。けれど、今の私なら理解出来る、おねぇちゃんは私の為にしてくれてたんだって事を。
〈???〉 「そっこのお嬢ちゃんら、こ〜んな所で何しとるんや?迷子か?それとも迷子?又は迷子?はたまた迷子?やっぱり迷子?そんでもって迷子?あるいは、、、」
そんなふうに私たちに話しかけてきたこの人は、未だに何故こんな話しかけ方をして来たのか私には分からない、、、だがふと思い出し笑ってしまう思い出だ。私は今から、この人に会ってからの私たち姉妹の冒険を振り返る。




