第1ラウンド
「スーパーデスゲーム」第一ラウンドが始まった。
死刑囚達はあわてて壁側による。
真ん中にいた奴らは壁側に行くのをあきらめて、殴り合い、殺しあう。
壁際でも殺し合いが始まった。
もちろん武器は禁止なので素手だ。
こんなのは見たくない。
「そういえば女性はいないな。女性はイベントに出れないのか?」
かおるに聞く。
「女性の場合は月に1回、女性だけのイベントがあるんだ。デスコロシアムも女性は女性で行われる」
やっぱ女性もあるのか。
スーパーデスゲームではスゴイことになっていた。
1回死刑執行したのに自分が殺される可能性があるからとどんどん殺していく者、相内で倒れたやつを狙って殺すハイエナ行為をする者、アリーナから逃げようとして警備員に射殺されるもの。
見るも無残な状態だった。
15分が経過し、生き残った死刑囚はみな死刑執行をしたのか動かなくなった。
「どうやらみな死刑執行をしたようなので第1ラウンド終了‼」
司会者は言った。
初めは200名ほどいたが今では70名ほどまで減った。
生き残った死刑囚は力が抜けたかのように皆、壁によりかかった。
「明日は第2ラウンドがあります。しっかり休憩してくださいね」
この司会者には本当に憎しみを覚える。
しかし本当にこのイベントに参加しなくて良かった。
参加していたら今頃どうなっていたか。
今気づいた。
もしかしてスーパーデスゲームが終わるまでデスコロシアムは開かれないのでわないか。
だとしたらヤバイ。
飯を食う金が無くなってしまう。
「死刑囚のみなさん、おはようございます。今日もスーパーデスゲームがありますので、第1ラウンド通過者は11時にアリーナに集まってください。また棄権は認めません。時間内に集まらなかった者は射殺します。時間には十分にお気を付けください」
次の日の朝、アナウンスがあった。
このアナウンスを聞くと現実に引き戻される。
今日もかおるとアリーナ2階で第2ラウンドを見ることにした。
2階につくと1人の女性が話しかけてきた。
同じ牢屋の青沼 飛鳥だ。
おしとやかでしゃべるのは初めて見た。
「一緒に見させてもらってもいいですか?」
「ああ、もちろん」
時間になり参加者が集まり、司会者とカメラが入ってきた。
「おまたせしました。では第2ラウンドのルールを説明しましょう」




