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イベント開催

「死刑囚のみなさんおはようございます」

朝、アナウンスが入った。


昨日はグロいものを見てしまった。


昨日のコロシアムは片方が降参して右中指が切り落とされた。

死刑囚は叫び声をあげた。


残酷だった。


しかも司会者は切り落としながら場を盛り上げていた。


司会者には感情が無いのか。



「今日はイベントがあります。参加する方は今日の午前11時にアリーナ前で受付をすませアリーナの1階会場に集まってください。参加費は300ペルスです。優勝者は50000ペルスの賞金があります」


アナウンスが終わった。


これがかおるの言っていた賭けとコロシアム以外のナールの貯め方だろう。


「かおるは行くのか?」

聞いてみると、


「いや、今回はおかしい。いつもは優勝しても8000ペルスほどしかもらえない。今回は多すぎる。それにいつもなら2位、3位も賞金が出ていた。もしかしたらこれは1人しか生き残れないということかもしれない」


そーなのか。


考えすぎじゃないのか。


まあ俺もやめておこう。


とは言ってもこのまま何もしないとペルスが無くなって死んでしまう。



次のコロシアムでは賭けよう。



11時になりイベントの受付が始まった。

このイベントも賭けられるようだが参加人数が多すぎて当てるのが難しかったため俺もかおるも賭けなかった。



俺とかおるは2階の見学席から見る。

いつもは一杯だが今日はすいている。


アリーナにはたくさんの死刑囚が集まっていた。


かおるが言うには今までイベントで死んだ人はいないらしい。


ならさっきのは考えすぎだった気もするが。



死ぬ可能性がほとんどないのに賞金をもらえるなら金に余裕があるやつが参加するのは当然だろう。


というかかおるはどんだけ前からここにいるんだ?


ひょっとしてやばいやつじゃ。



まあ死刑囚ならみんなやばいやつだが。



すると、司会者とカメラが入ってくる。



「みなさん、おはようございます。ではさっそく今回のイベントの説明をしたいと思います」


司会者がマイクを持って言った。


みんな司会者の方を向く。



「今回、優勝賞金を通常より大幅に上げました。もちろんそれがどういうことかわかりますよね」

司会者が言うと、まわりがざわざわしてきた。


「そう、今回は通常よりもとてもむずかしい「スーパーデスゲーム」の開催ということです」



「ではルール説明をしましょう。まず今回のイベントは5日間かけて行う5ラウンド制1日1回私たちが出した課題をクリアしてもらいます。その課題をクリアすれば次のラウンドへ進むことが出来ます。クリア失敗すると罰としてデスコロシアムに1ヶ月5回無償で出てもらいます。もちろんそこで負ければ罰として体の一部を切り落とさせてもらいます」



「そして今日私たちが出す第1ラウンドの課題。会場はこのアリーナで30分以内に1人以上を死刑執行せよ、です」


「一様言っておきますがこのアリーナから逃げれば殺します。死刑執行をすると自動的にバッチのチップにカウントされるようになっているのでごまかしは出来ません」



「それではよーいスタート‼」


恋愛はまだまだ先になりそうです。

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