第7話 封印
ピロン♪
レベルが672に上がった!
スキルポイント12,000獲得!
ステータスが上昇します。
力:120,000→ 150,000
魔力:250,000→ 320,000
防御:78,000→ 120,000
魔防御:130,000→ 160,000
敏捷:270,000→ 340,000
器用:79,000→ 100,000
規定レベル50を超えている為、進化条件を満たしました。
スキル:一心同体を獲得!
説明:互いが大切な存在であり、一定以上の絆と信頼を持っている場合に発現。相手のやろうとしている事が分かる。
一心同体……なるほど。となると、俺たちは素晴らしい関係っていうことか!
スキルの説明を見て、俺は歓喜する。ルイをずっと愛してた身としてはそれが報われた様な気がして、何だか嬉しい気分だ。
ピコン
進化先を選べます。
↓
ーーーーーーーーーー
勇士猫:接近戦を得意とする。猫の街では傭兵に多い種族。評価C+
魔導猫:魔法を得意とする。殲滅能力に優れる。
評価C+
ーーーーーーーーーー
えー、進化先は…… 。
俺はチラリと横を見ると、ルイは下の方を選択していた。だから俺はバランスをよくする為に勇士猫を選択する。魔法使いが2人いても困るしな
種族:妖猫から種族:勇士猫へと進化します。
そしてまた始まるあの気持ち悪さ。だけれど前のよりも変化が少ない事もあり、ただ少し気持ち悪くなるだけで済んだ。
スキル:痛覚耐性を獲得!
説明:痛みを軽減、レベルにより軽減度上昇。
スキル:獅子奮迅を獲得!
説明:自身の全ステータスを大幅に強化。このスキルは、ある一定以上の強い勇気を持つ事で自動的に発動し、自分の意思で発動することは出来ない。1レベル上がる毎に強化率が10%上昇。
ステータスが上昇します。
力:150,000→ 360,000
魔力:320,000→330,000
防御:120,000→ 340,000
魔防御:160,000→ 180,000
敏捷:340,000→ 390,000
器用:100,000→ 180,000
進化によって新たなスキルが手に入る。
レベルが上がったし新しいスキルもゲットしたし、ステータスの伸びがやばい。しかし戦いは終わったが、俺にはやるべき事がある。それは……
「流石ルイ!!最高だお前はぁ!!!」
「勝てたのは主がいたお陰ニャ!」
死を覚悟し強敵に打ち勝った俺たちは、喜びを分かち合う。あいつをルイと一緒に倒したっていう達成感が、今の俺を支配していた。
あー、しかし眠いな…‥猫だから疲れると、人よりも凄く寝むくなりやすいのかもしれない。
ひとしきり喜びあった俺らは、疲れから地面にへたり込み、そんなどうでもいい事を考えている。
『おめでとうございます!よく勝てましたね』
そんな時に奴の声が聞こえてきて、眠気が吹っ飛んで俺はキレた。死にかけたのだから当然である。
「おぅ女神さんヨォ!よくもこんな場所に送ってくれたな!下手したら俺たち死んでたぞ!?」
『生きてたからいいじゃないですか。しかし……これは嬉しい誤算ですね。実際死ぬかと思ってスペアを用意してたんですが……無駄になっちゃいました』
俺の発言を意に介さない女神は、反省するどころかかなりヤバい発言をしてくる。
「マジかよ、スペアって……俺と同じで事故とかで死んだ魂って事だろ?そんなバンバン誘拐して……まんま邪神じゃんお前」
『それを言うなら、本来あそこで消える筈だった貴方を救ってあげたんですから私は善神です!
後、言い忘れていましたが……貴方たちの持ってるポイントっていうのは魂のエネルギーそのものなのでそれを使い切ってしまったら、魂ごと消滅してしまうのでお気をつけ下さい。
それと、そのポイントは本来表示されないものだし、見られたらコッチとしても少し都合が悪いので特別に、偽造スキルをプレゼントしてあげます。感謝なさい?』
ピロン♪
スキル:偽造を獲得
説明:ステータス、スキルの偽造が出来る。自分より強い相手には見破られてしまう。
「は?お前そんな重要なこと先に言えよ!?何なんだ?わざとなのか?わざとだろ?後ありがとう!」
「何か主、すごい怒ってるニャ……」
とんでも事実が発覚し、あの時ポイントを使い切らなくて良かったと心から思った。
『どう致しまして。それともう一つ説明しますが、
貴方たちは封印された神たちを復活させるのが役目なのでそれを放棄、もしくは諦めた場合は2匹仲良く死ぬ呪いを掛けてあげたので死にたくない場合は、必死に頑張ってくださいね』
!?
「やっぱり邪神じゃないか……く、でも仕方ない。どうせ俺が何言っても無駄なんだろ?だから予め聞いておきたいんだが、俺の役目が終わったら……俺らはどうなるんだ?」
『役目のある貴方には奴隷のようにキリキリと働いてもらいます。ですが、その役目から解放された後は、自由に生きてもらって構いません。
何なら、創造神様にお願いすれば大きく貢献したという事で、好きな願いを叶えてもらう事が可能ですよ』
「それ本当か!?よし、ならさっさとその役目とやらを終わらして、自由に異世界を満喫s」
『ま、貴方らでは相当な運がない限り、無理でしょうけどね』
グッ…事あるごとに煽ってきやがって…… 。
「本当お前、全部の封印解いたらぶん殴りにいくからな?」
『ブフッ!や、やれるもの、ならっ、どうぞ?』
ピキ
ふぅ…落ち着け俺、どうせ後でぶっ飛ばす。だから、このクソ女神に対する怒りを沈めるんだ…… 。
『乱心してるところ悪いですが、初仕事ですよ猫目瑠衣さん。その落ちてる冠を拾って、反応があるまで魔力を流し続けてはくれませんか?』
言いなりにするのは不本意だが……やるしかないだろうし……やるか。
俺は反骨精神を滾らせながらも、冠に向かって歩き出す。
しかし……よくよく考えれば、何でお願いなんてしたんだ?呪いもそうだが、そんな力があればお願いなんてしなくても無理やり命令を聞かせられると思うのだが…本当はそんな力なんてなかったり?だったら嬉しいが──
考察タイムに入ってる俺、だがこれを聞かれてたらまずいので思考を即座に断ち切り、地面に落ちている黒銀の冠を拾う。鑑定!
ーーーーーーーーーー
名称:暗夜の冠 レア度:ex
説明:暗夜の神クリムヒルトが封印されている黒銀の冠。意識はなく、体もない。されど存在だけは消える事なく、力強いエネルギーはその内に眠り続ける。
効果:装備者の全ステータスを30%上昇させる。夜になると全ステータスを60%上昇させる。
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おぉう、強い……これ欲しいな。でも、封印解かなきゃだから……言う通りに魔力を流すか。多分復活すると思う。しなかったらあいつは馬鹿だ。
『貴方よりはマシです』
邪神もどきは黙っとけ。えと、こうか。
しゅー
何とも気の抜ける音を出して魔力は冠に吸収されていく。
……あれから数分ほど経過したのだが、変化がないので息を切らしながらも、俺は頑張って魔力を流し続ける。だが、流石に疲れてきた。
「ねぇ、これで本当に合ってんの?何も変化ないんだけど…」
『まだ足りてないだけです。ほら、文句ばかり言ってないでその塵芥みたいな魔力を最後まで振り絞ってください。勿論、倒れるまでやめちゃダメですよ?』
……こいつ口悪くね?俺結構頑張ってるのに。傷つくよ?いいの?
『事実を言っただけです。勝手に被害妄想しないでくださいよ気持ち悪い』
やっぱ口悪いな!っ……あぁ、そろそろやばいか。
「……ルイ!交代してくれ!」
「zzz……うるさいニャ。主は魔力少なすぎニャ」
寝てるのを邪魔されたにも関わらず、ルイは眠そうな顔をしながらも魔力を注入してくれる。やっぱ何だかんだ言いつつも協力してくれるルイ、最高だぜ……
そう思って見ていると、冠が突如輝き始める。それはもうアホみたいな光量で。
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