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大地と鯛の夢まつり  作者: 主道 学


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1-6

「もう、帰れないぞ。戻れないぞ」


 俺は耳を疑った。


「へ? おい。鯛! 何か言ったか?」 

「いや」

「そうか……」


「もう、帰れないぞ。戻れないぞ」


 俺はカチンときた。


「いいかげんにしろ!! 鯛!!」

「は?」


 鯛の奴じゃない。

 さっきから聞こえる声。

 そうか、俺の頭の中で声がしてるんだ。


 もう、帰れないだって? 戻れないだって?


 そんな馬鹿な!!


 一生。踊ってろ。って、意味なのか!!


 単に夢の中だろ。

 ここ……?


 まあ、まずは飯だ。

 かき氷食って、腹減ったぞ。


 旅館に戻ろうか。


 鯛の奴も腹減ったんだろうな。

 しきりに腹を擦っているしな。

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