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PHASE:08 {一斉掃射}


ドシュウウウ! ストロングアームのクールダウンが終わった緑谷が

右手の内部格納小型ミサイルをベヒーモスの顔目掛け発射した!

ドーーーン! 小型ミサイルはベヒーモスの顔に着弾し爆発!

ベヒーモスは顔から血を流している。

緑谷

「お前の相手は俺達だ!」

「ゴオオオオオオ!!」 ベヒーモスは緑谷に振り向き、怒りの叫びを上げる!

その時赤城のスマホに無線モードで課長から連絡が来た。

課長

「赤城、そっちに行かせた応援部隊がもうすぐ到着するぞ。」

入場ゲートから戦闘車両が進入する予定だ」

赤城

「了解!!入場ゲートに向かいます!

ベヒーモスに狙われてる!迎撃願います!」


 赤城は入場ゲートに向かって走り出した!緑谷も後を追う!

赤城はガーディアンに指示を出す。

「ガーディアン!車をハッキングしてこっちに寄こせ!今すぐだ!」

赤城、緑谷、ガーディアンは入場ゲートに向かい走り続ける!

ベヒーモスは赤城達を後ろから追って来た!

その巨体故一歩の距離は広く、全力で逃げる赤城達に後を追うベヒーモスは

容易く追いつき、逃げる赤城達のすぐ後ろには

ベヒーモスの巨体が迫って来ている!

走りながら赤城が振り向くと牙を剥き出しにして怒りの表情を見せる

ベヒーモスの巨大な顔が視界を覆いつくす。

赤城

「追いつかれる!レイブン!足止めしてくれ!」

指示を受けたレイブンはベヒーモスを背後からマシンガンで攻撃する!

ダダダダダダダダ!

背後から撃たれたベヒーモスはレイブンの方を振り向き、

レイブンを両手の爪で攻撃する。

ベヒーモスがレイブンに気を取られてる間に赤城達は逃げ続け、

ベヒーモスと距離を離していく。

レイブンがベヒーモスの注意を引いてる時、

レイブンのマシンガンが弾切れになった。

赤城

「レイブン!もういい離脱しろ!

ガーディアン!ベヒーモスを撃て!」

ベヒーモスと十分距離を取った所でガーディアンは

ベヒーモス目掛け銃で攻撃し、自分達に注意を向けさせる。

再びベヒーモスが追って来る!その時ガーディアンがハッキングした車が

逃げ続ける赤城達の元に到着した。

緑谷

「運転は俺に任せろ!すぐ乗れ!」

到着した車に赤城、緑谷、ガーディアンの3人は飛び乗り、直後緑谷は

アクセルベタ踏みで急発進する!

キュルルルルブオオオオオオ!

入場ゲート目指し車は走る!赤城は課長に無線モードで連絡する。

赤城

「課長!戦闘車両はまだですか!?速く来てください!」

課長

「もう少し待て。自衛隊にも連絡して戦闘機も飛ばしてもらった。

なんとか耐えるんだ」

赤城

「急いで下さい追いつかれる!」

赤城が後ろを振り向くとベヒーモスが再び追いついて来ていた!

赤城

「速い!すぐ後ろに来てるぞ!もっとスピード上げろ!」

緑谷

「もうとっくに最高速度だよ!!」

ベヒーモスは3人の車を叩き潰そうとジャンプして飛び掛かって来た!

ベヒーモスの前脚が車目掛け頭上から落とされる!

緑谷

「くそ!!」 キイイイイ!!

緑谷は急ブレーキをかけた!前脚の攻撃を喰らう地点の手前に停まり

攻撃をかわし、また急発進する!

ベヒーモスの前脚の間をすり抜け車は駆け抜ける!

再び入場ゲートへ走る中、青山から無線が来た。

青山

「……敵大型モンスター撃破確認。赤城、そっちはどうだ?」

赤城

「加勢してくれ!ベヒーモスに追われてる!

入場ゲートに来てくれえええ!」

青山

「!?了解だ!今すぐ行く!」

3人を乗せた車は走り続ける。後を追うベヒーモスの2本の角の先端から

バチバチと電気が放電し始めた。

赤城

「……おい、なんかして来そうだぞ、気をつけろ!」

ベヒーモスの2本の角から電撃攻撃が放たれた!

激しい稲妻が3人を乗せた車を襲う!

バチイ!バチイ! 緑谷が左右にハンドルを切り攻撃をかわす!

だが左右に蛇行する事で速度は落とされてしまった!

追って来るベヒーモスの巨体がすぐ後ろにまで迫っている!

ベヒーモスは頭を下げ角を構える!

赤城

「!!!もうダメだ!衝撃に備えろーーーー!!!」

ベヒーモスが角で3人の車を突き上げた!

ドガ!!! 3人を乗せた車は突き上げ攻撃の威力で宙へ吹き飛ばされた!

赤城

「ウワーーーー!!!」

緑谷

「くそおおおお!!!」


 ガン! ガラン! ガシャーーン!

車は天地ひっくり返って地面に落ちた。

赤城達が車から脱出しようとしたその時頭上から

ベヒーモスの前脚が叩き落される!

赤城

「!!!」

キイイイイイ! ズシャアア!!


赤城

「!?あ!青山ーーーー!!!」

駆け付けた青山が、赤城達を叩き潰そうと振りかぶったベヒーモスの前脚を

ビームソードで斬り落とした!

「ギヤアアアアア!!!」 ベヒーモスは苦悶の叫びを上げる。

赤城

「車はもうダメだ!走るぞ!」

緑谷

「ああ!」

3人は入場ゲートへと走る。ベヒーモスはあきらめずに追って来る。

前脚を片方失っても走る速度は赤城達を上回り、

赤城達の背後にベヒーモスが迫りくる!

赤城が、今度こそダメかと思ったその時、


 ドーーーーーン!

入場ゲートを破壊し戦闘車両部隊が現れた!

3台の戦闘車両が横一列に並びベヒーモスに銃火器を構える!

赤城

「!!伏せろーーーーーー!!!」

赤城、緑谷、ガーディアンの3人は直ちに地面に伏せた!


戦闘車両部隊指揮官

「一斉掃射ーーーーーーーーー!!!」

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

3台のガトリング砲がベヒーモスに銃弾の嵐を浴びせる!

ベヒーモスはあまりの銃弾の物量に足を止め怯んでいる!

戦闘車両部隊指揮官

「撃ち続けろーーーーー!!!」

戦闘車両の銃弾の携行弾数は桁違いの量で、

途切れずにベヒーモスを撃ち続ける!

ベヒーモスの体中から血が流れ出している。

戦闘車両部隊指揮官

「多連装ロケット砲発射ーーーーー!!!」

ドシュウウウ!ドシュウウウ!ドシュウウウ!

3台一斉に発射されたロケット砲がベヒーモスに襲い掛かる!

ダーーン!ダーーン!ダーーン!

ロケット砲はベヒーモスに全弾着弾!

爆破の衝撃でベヒーモスの体は所々穴が開いている。

戦闘車両部隊指揮官

「戦闘機部隊に航空支援要請!対地ミサイルを使え!浴びせろ!!!」

戦闘機パイロット

「了解、お掃除してやるよ」

キイイイイイイイン! 戦闘機部隊が飛来し

ベヒーモスにミサイルを発射する!

バシュウウウ!バシュウウウ!バシュウウウ!

ドドドーーーー! 

ミサイルは全弾着弾した!ベヒーモスはミサイルの爆破で煙に包まれている。


 ゴゴゴゴゴ・・・

煙が晴れると、ベヒーモスの上半身は背骨と肋骨だけになっていた。

グググググ・・・ズーーン!

ベヒーモスはゆっくりと地面に倒れこんだ。


戦闘車両部隊指揮官

「敵大型モンスター撃破確認!戦闘機部隊へ、航空支援感謝する!」

戦闘機パイロット

「お疲れさん、と言いたい所だが、あれは一体なんだ?施設の中心部分だ」


赤城

「……?」

無線で会話を聞いていた赤城が転生ハウスの方角を見ると、

入場ゲートの位置からでもハッキリ視認出来る程に

巨大なモンスターが出現していた。

緑谷

「……おい、あれって、まさか……」

赤城

「あれは……ドラゴンだ」




[TO BE CONTINUED]


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