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最終話 あの日と同じ青い空
窓際の棚の上。
写真立てが置かれていた。
そこに写っているのは、青い空が広がる学校の屋上。
カンナを中心にして、みんな笑顔でお弁当を食べ合っている。
窓から吹く優しい風に、レースのカーテンがふわりと揺れた。
ことり、と倒れた写真立て。
それを、白くて綺麗な手がそっと起こす。
「ママー、その写真に写っているの、パパだよねぇ?」
「そうよ。……若いでしょ」
「ママ。準備はできたー?」
「ええ、ばっちりよ! あなた」
ドアを開けると。
その先には、どこまでも澄み渡る青い空が広がっていた。
『あの空〜of kanna〜』
――Fin――




